少女の顔 ページ5
少女の奇声を聞いて部屋の扉を開けたリムル。
少女は慌てた。
「こ、ここどこ！！！！？？？」
普段友達の前でも家族の前でも静かにしてる少女は久しぶりに大声を出したことに自分でも驚いた。
リムルはそれに反応した。
「お、お前、異世界人か……」
そう、少女は彼の故郷の言葉、日本語を使っていたのだ。
確かに思えば彼女が着ていた服はセーラー服だった。
なぜ気づかなかったのか。
「え、いや待って。私、自動車に吹っ飛ばされたよね？え？怪我ない？え？？？？」
日本語が分からないシュナは困惑していたがリムルはスルーした。
自動車に吹っ飛ばされた？
「なぁ、おい。お前、事故ったのか。」
リムルは焦りすぎてヘドバンしてる少女に話しかけた。
「え、あ、はい。なんか事故った……っす。」
少女は体をぺたぺた触った。
怪我がひとつもない。
が。
「え、うっそ……顎肉が無くなってる代わりに胸も無くなってる……！？」
リムルは事故ったのに平然と言った彼女に驚いた。
胸のことは華麗にスルーだ。
「……よかったら鏡見る？」
リムルはそう言い手鏡を渡した。
少女は今になって初めてリムルを見た。
何色かはよくわかんないけど銀に水色足したっぽい髪色の美少女。
「君が天使か」
「は？」
いまのはガチトーン……かなり低い声だった。
もしかしたらNGワードなのかもしれないなとか考えながらも手鏡を受け取り、覗き込んだ。
……のだが。
何と顔が変わっていたのだった。
「え……待って。誰こいつ。あれ？幻覚？私こんな顔じゃなかったよね……」
ぺたぺた触ってみるものの……やっぱり変わってる。
「あー……あのごめん。１回ひっぱたいてくれても？」
先程ベットから落ちた時に頭でもうったのだろう。
顔が変形どころか面影もなくなっている。
「え……いいけど……」
リムルは大きく振りかぶった。
そしてものすごいスピードで少女に平手打ちを決め込む。
「え、ちょ……」
彼女は強い衝撃と共に意識を失った。
最後にやべぇミスったという声が聞こえた気がした。
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クナルカ(プロフ) - ギィ良いっすよね (2021年10月21日 17時) (
レス) id: ec4941539b (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - ディアブロの名前を夢主が付けてディアブロが夢主の家来になってる小説書いて欲しいです (2020年1月12日 20時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
サントノーレ(プロフ) - 映奈さん» あざまあああああああああああああああああああす!!!!! (2019年8月16日 4時) (レス) id: bda1a6d2fa (このIDを非表示/違反報告)
映奈 - 私は悪魔達全員好きです♪頑張ってください！ (2019年8月13日 15時) (レス) id: 568aa2db14 (このIDを非表示/違反報告)
サントノーレ - 夜桜さん» ありがとうございますｯｯｯ!!!! (2019年5月4日 14時) (レス) id: bda1a6d2fa (このIDを非表示/違反報告)
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