シュークリームシュークリーム！ ページ19
最近知ったのだが、ユグドラシルが真夜中、寝ている間に私の体を乗っ取ってどこかに行っているらしい。
ユグドラシルに聞いてもはぐらかされるのだが、確かに私のスキルのままだとつまらないよね(遊びたいよね分かる分かる。)
そう思い私も許可を出したのだ、が。
急に体が動かなくなった。
ユグドラシルが乗っ取ったのだろう。
別にこの後の用事はないし別にいいのだが。食べかけのシュークリームを落としたのだけは許さない。
後でしめる。
意識が遠のきながらそう思った。
♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜♪。.:＊・゜♪。
彼女はユグドラシル。
この地球に生きている魔物(竜種以外)で1番長生きしている……というか１回死んでいる、いや魂はとある島のとある木に半分残っているので死んではいないと言えるだろう。
彼女はヴェルタナーヴァにこの世界を作る時に同時に作られこの世界の心臓となっていた。
それと同時に彼女はこの世界の自然を守る義務がある。
簡単に言えばドライアドやアルラウネが進化したような感じである。
ドライアドとアルラウネの違いは本体である。
ドライアドは木に宿りアルラウネは下半身が植物で実態があるのである。
ユグドラシルは木に宿りながらも本体が別にある。
木に半分の魂が。
もう半分が本体に。
森の管理者ならぬ世界の管理者。
カリュブディスやヴェルドラは彼女が今まで作ってきた草木や罪のない魔物の命を奪っていくので彼女からするとこいつらは天敵であった。
だがヴェルタナーヴァの友人であり調停者であるギィ・クリムゾンとは仲がよかった(…と言うよりも悪友に近い感じだった。)
｢私がここに居られなくなって自然が守れなくなった時は……クリムゾン。お願い。｣
「……ああ、分かってる。」
彼女はこの数百年間ギィ・クリムゾンに自分の仕事を押し付けてきた。
別に申し訳なるなどはなく、寧ろ楽できてラッキー程度にしか思っていないのだ。
だかしかし自分は戻ってきた。
この世界に。
ならば仕事をしなくてはいけないだろう。
月曜日の朝ように彼女は重い足でとある魔人……ミュウランの元へ向かうのだった。
プッチンプリン好き愛してる→←女子だったらラミリスとテスタロッサとルミナス様が好きです。
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クナルカ(プロフ) - ギィ良いっすよね (2021年10月21日 17時) (
レス) id: ec4941539b (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - ディアブロの名前を夢主が付けてディアブロが夢主の家来になってる小説書いて欲しいです (2020年1月12日 20時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
サントノーレ(プロフ) - 映奈さん» あざまあああああああああああああああああああす!!!!! (2019年8月16日 4時) (レス) id: bda1a6d2fa (このIDを非表示/違反報告)
映奈 - 私は悪魔達全員好きです♪頑張ってください！ (2019年8月13日 15時) (レス) id: 568aa2db14 (このIDを非表示/違反報告)
サントノーレ - 夜桜さん» ありがとうございますｯｯｯ!!!! (2019年5月4日 14時) (レス) id: bda1a6d2fa (このIDを非表示/違反報告)
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