【忍たま】修学旅行でタイムスリップなんじゃらほい【ニューダンガンロンパV3】

委員会見学Part4 ページ22

Aside

生命の危機から脱出しておよそ五分。
大分みんな顔色もよくなってきた。
一時期は死ぬかと思ったよ...

そんなかんなで次に見学する委員会は保健委員会だそうで。

三木ヱ門が言っていたけど、保健委員会は
「不運委員会」とも言うらしい。
そこまでしか聞いてないから、何が不運なのかわからない。
そういえば、楓ちゃんとゴン太を治療したあの六年生は、保健委員だろうな、おそらく。

三郎くんが戸をあけると、中には正座している生徒五人。
顧問の先生一人がいた。
この人たちも、選抜メンバーなのだろう。

自己紹介が始まっていく。
あの楓ちゃんとゴン太を治療したのは委員長で、
六年は組の善法寺伊作くん。
三年は組の三反田数馬くん、二年い組の川西左近くん。
一年ろ組の鶴町伏木蔵くんに、一年は組の猪名寺乱太郎くん。
顧問の先生の新野洋一先生というらしい。

そうだよ、思い出した。
蘭太郎の編入先のクラスで、同じ名前の子がいる、
ていってたけど、この子のことか。


そんなことは置いておき、話に耳を傾ける。
保健委員会は主に、怪我をした生徒の治療、
健康診断的なもの、時には検便等もするらしい。
うげ...検便は嫌だなぁ...


小吉が「何で『不運委員会』と呼ばれているんですか？」
と、聞く。
すると、左近くんが教えてくれた。

「検便なんて、誰もやりたくないでしょう？
それに、善法寺伊作保健委員会委員長は
保健委員を六年間勤めたあげく、委員長もやっていて
ついた呼び名は『不運大魔王』なんですよ…」

不運大魔王か。眼蛇夢先輩にぜひ教えてあげたい名前だ。

そんなことは置いておき。
数馬くんが言っていたが、みんな、よく落とし穴に引っ掛かるらしい。
落とし穴を掘っているのは、
四年い組の綾部喜八郎くんだった。

「こらー！喜八郎！
沢山落とし穴をここで掘るな！」

遠くからある男の先生が走ってやってきた。
それは、土井先生の姿だった。


あのあと、色々落とし穴にはまったり、などの
不運な性でさんざんなことにあった。
でもこれって、不運の性なのかな。

見学後、勘右衛門くんと彦四郎くんが並んでください〜、
とあたしたちを並ばせる。
そして、庄左ヱ門が
「ありがとうございました！」
といい、あたしたちも続けて礼を言った。

保健室を去り、次に行く委員会は用具委員会らしい。


と、思いきや後ろの方から甘ったるい声が聞こえる。
皆が振り向くと、そこには可愛がいた。
そして、あたしたちに爆弾発言を言うのだった

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