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学園長先生の突然の思い付き! ページ3

立花side

今日も平和な朝を迎える。
だが、なぜか学園長先生だけはすごくそわそわしている。
なぜだかは知らないが。
そんな中、六年生が学園長先生に呼ばれた。
今は、移動している最中だ。

「何があったんだろうね…」
「また突然の思い付き、じゃないのか?」

なんて話しているのは、六年は組の食満留三郎と善法寺伊作だ。
いつも通りな中在家長次、そわそわしている七松小平太、
そして、隣で今日3徹目の潮江文次郎がいる。
フルネームで呼んだのはそういう気分だったからだ。

「学園長先生、失礼いたします。」
留三郎が挨拶をする。
ふすまの向こうから「よかろう。入ってこい。」
と、学園長先生の声が聞こえる。
ふすまを開け、ぞろぞろと入っていく。
正座の態勢に入ると、学園長先生が静かに話し始めた。

「今日、忍術学園に新たに人が来る。
 今までの天女たちよりも、遥か遠い未来からやって来る。
 詳しいことは伏せておくのじゃ。殺しはしないようにな。
 わしが呼んだれっきとした「お客様」なのだからのう。」

は…?今、なんてことを言ったんだ。
ただでさえ、僕たち上級生におびえてる下級生、そして今いる5人目の天女。
そんな状況でできるわけないじゃないか。
天女の存在がいるというのに…
六年生全員術にはかかってないが、演技でしたがっている。
五年生、四年生、三年生は一部を除いて虜になっているみたいだ。
どうせ、暴力を振るんだろう。
お断りだ。

「心配しなくていいぞ、立花仙蔵。
 あの子たちは何もやらん。
 年は今まで来た天女たちと同じぐらいじゃがのう。」

といったって、心配しかないのだ。
一年生と二年生は五年生と四年生、三年生に怯えている。
そんな状況で、天女まがいの者たちと一緒にいさせられるか!

「学園長先生、僕たちは、またお迎えの忍務ですか?」
「そうじゃ。門の入り口の近くに来るからの。
 みんな、個性的で面白い子たちじゃよ、天女たちとは違う。」

やっぱり、六人全員納得できてない。

でも、忍務なのだから、やらないわけにはいかない。
その後、私たちは学園長先生の部屋を後にした。

「なんなんだろーな、来客ってのは。」
「どうせ、今までの天女たちと一緒のようなもんだろう。」
なんて会話をしていた…

「うぉああああああああああああ」

騒がしい叫び声が聞こえる。
「なんだあれは!」「行ってみよう!」
と六人は急ぐ。

学園長先生の言った場所、見知らぬでかい箱のようなもの…
まさか、こいつらか?

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青蘭味の何か@歌詞タグ撲滅委員会@ノーアル団(プロフ) - 泡沫 ザクロさん» 大丈夫です!ありがとうございます! (2018年3月31日 10時) (レス) id: f4aa0eb27a (このIDを非表示/違反報告)
泡沫 ザクロ(プロフ) - すみません!アナログのまま載せてました…!デジタル化してくるので少々お待ちください!すみません!(^_^;) (2018年3月31日 10時) (レス) id: 818f5c4556 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫 ザクロ(プロフ) - http://uranai.nosv.org/uploader/common/e/3/3/e333c7350ba70a0b549654cd6a816a62.jpeg できました!ド下手くそですみません…… (2018年3月31日 10時) (レス) id: 818f5c4556 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青蘭味の何か | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年2月14日 19時

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