第14章『唄という名の奇跡』十 ページ50
９と3/4番線にて＿
今日からクリスマス休暇。
それぞれが家族とも再会を楽しんでいる。
「さて、Aの御両親はどこかな？結婚のご挨拶w「Aのパパとママは何処かしら？是非貴女の」遮らないでくれエバンズ！」
…二人は相変わらずのようだけど。
シリウスはすごい嫌ような顔をしながら、どこかに行った。
ピーターは一目散に家族のところへ走って行った。
ジェームズの御両親は笑顔でこちらを見つめている。
『まぁまぁ、二人とも。リリーの御両親は？』
二人の間に割って入り、話題を変える。
「え？あ、あぁ。私は待ち合わせしてるの。駅の外で」
リリーが何故か肩を竦めて言う。
『そう。それじゃあ私は＿』
“ジェームズの御両親の所に挨拶に行こうかしら”と方向転換をしようとした瞬間、何かが私を包み込んだ。
それも光の速さで。
「「!?」」
突然のことすぎて、リリーとジェームズは唖然と固まる。
一方のAは冷静だ。何故かって？
「あ¨ぁ¨ぁ!!あ¨い¨だがっだよ¨ぉぉ!!」
その飛びついてきた正体がパパだからだ。
リアムは子供のように泣きじゃくり、Aにべったりとくっつく。
「…え…え!?」
リリーとジェームズは未だに状況が理解できていないようだ。
『もう…恥ずかしいからやめてよ、パパ。』
「「パパ!?」」
リアムは涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしてAの目を見つめる。
「だっで!!ひざじぶりにあ¨え¨だがら¨!!パパ死ぬかと思ったよぉぉぉ「恥ずかしいからやめなさい！」う¨っ」
後ろから出てきたのはママだ。
エミリアはリアムの頭をど突いた後、Aの顔を見て目を輝かせた。
「ママ、ずっと会いたかったのよA。あら、少し大人っぽくなったかしら。いじめられてない？ホグワーツはどう？」
「「ママ!?」」
「あら、お友達？」
エミリアが嬉しそうに二人を見る。
「はっ、はい!!あの、仲良くさせてもらってるリリー・エバンズといいます!!グリフィンドールの一年生です!!」
「ジェームズ・ポッターです!!それにしてもママさんお綺麗ですね!さて、突然ですがAを僕にください!!」
突然の爆弾発言をするジェームズに反応して、リアムが起き上がる。
「お前にうちの娘はやらん！」
「うるさいわよ、リアム。
二人ともありがとうね。
ジェームズくん、うちの子をもらいたいならそれ相応のいい男になってみなさい」
ショックを受けているリアムに、敬礼をしているジェームズ…
その後、それぞれ別れていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ハリーポッター」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
匿名 - ノアのファミリーネームはセルフィンではなく、セルウィンなのでは？ (2020年12月27日 21時) (
レス) id: 3886947430 (このIDを非表示/違反報告)
ミストレーネ - 夢主ちゃんって鈍感すぎませんか？もうちょっと気づける様な感じの方が宜しいかと… (2018年3月1日 18時) (レス) id: 62c9169b8f (このIDを非表示/違反報告)
腐女子 - ジェームズの扱い雑すぎません？ (2016年2月24日 17時) (レス) id: 7ff882b3cd (このIDを非表示/違反報告)
あ り す(プロフ) - 加奈さん» ？どれのですか？ (2015年12月20日 15時) (レス) id: 9cf42fb034 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - パスワード教えてください (2015年12月20日 15時) (レス) id: 4626c24b05 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ありす&クルミ&HERMIONE | 作者ホームページ：なし
作成日時：2015年11月22日 7時
