第11章『たとえ闇でも』三 ページ13
ルシウスが他の先輩を紹介してくれるということで、たっぷりオメカシをした。
ふわっとした後ろにリボンがついてる形の白いワンピースに、レースのついたボレロ、白いパンプス、ワンポイントにバッグは真紅色の手で持つ形のものだ。
レティシア寮だし、純白コーデにした。
髪型はそのままだが、髪にママから貰った髪飾りをつけてみた。
大きなアゲハチョウに、小さい花と大きい花がついている。
そのまま着替えて談話室に降りる。
既に悪戯仕掛け人の四人は待ち構えているようだ。
シリウスとピーターがすごく眠そうにしている。
『はぁい、二人共、眠そうね。』
いつもの調子で話しかける。
「おぉ、やっと起きて＿＿!?//////」
シリウスは私の格好を見て固まった。
似合ってなかったかしら…？
ジェームズが手に持っていた悪戯グッズを投げ捨てて飛んでくる。
「やぁ！A！今日は一段と天使のように可愛いね！その髪飾り、とっても似合ってるよ！！どうかしたのかい？」
「おはよう、A。とっても似合ってるよ。」
「お、おはよう！」
上からジェームズ、リーマス、ピーターという感じに話しかけられたので、答えるようににこりと微笑む。
『おはよう、ジェームズ、リーマス、ピーター。シリウスもね。今日は先輩とお茶する予定なの。』
「先輩と？」
『そうよ。』
嬉しそうにしているのがバレたのか、ジェームズが顔を顰める。
「まさか、男じゃ…？」
ジェームズの言葉にシリウスとリーマスがピクリと反応する。
ルシウスは男よね。普通に。
『…そうね。』
「何だってェ!!?ちょっとその男に悪戯してくる!!誰!!?」
血相を変えてずいずいと迫ってくるジェームズに思わず肩が跳ねる。
『ジェームズ、近いわ』
ジェームから離れて息を吐いた瞬間、リーマスが追い打ちをかけるように口を開く。
「で？誰なんだい？」
にこりと微笑んでいるが、目が笑っていなくてかなり怖い。ゾッと背筋が凍りそうになる。
『スリザリンの7年生、ルシウスよ。あ、先輩なのだから、悪戯なんてしたらかなり面倒よ。』
しょうがなく教えてあげるとシリウスがピクリと反応した。
「ルシウスだと…？」
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匿名 - ノアのファミリーネームはセルフィンではなく、セルウィンなのでは？ (2020年12月27日 21時) (
レス) id: 3886947430 (このIDを非表示/違反報告)
ミストレーネ - 夢主ちゃんって鈍感すぎませんか？もうちょっと気づける様な感じの方が宜しいかと… (2018年3月1日 18時) (レス) id: 62c9169b8f (このIDを非表示/違反報告)
腐女子 - ジェームズの扱い雑すぎません？ (2016年2月24日 17時) (レス) id: 7ff882b3cd (このIDを非表示/違反報告)
あ り す(プロフ) - 加奈さん» ？どれのですか？ (2015年12月20日 15時) (レス) id: 9cf42fb034 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - パスワード教えてください (2015年12月20日 15時) (レス) id: 4626c24b05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす&クルミ&HERMIONE | 作者ホームページ：なし
作成日時：2015年11月22日 7時
