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私について【中原 娘】 ページ8
中也side
俺には可愛い娘がいる。
中原 A。５才。
なんとも言えない柔らかい笑顔を毎日見せてくれる。
それがさ、金髪に俺とおんなじくるくるした癖毛で透き通った光のある青い瞳。
ポートマフィア本部に一度連れていったときには姐さんがAとずっと遊ぶから仕事が回ってきて今日やりきれるような量じゃなくなったけどな。
隣で姐さんと遊ぶAを見ていたら、一瞬で終わってしまってな、終わった後に手前が頭を撫でてくれたことが一番嬉しかったかもな。
手前が町で青鯖にあったと聞いたときには本当に心配したんだからな。
俺は、手前のことを親バカ級に愛を注いでいる。
どうして、どうして今は振り向いてくれないのだ？
俺が何かしたのか？
朝からやる気が太宰じゃねーけど全然出ない。
何か嫌な予感がするし、朝から一度もAの顔を見ていない。
きっと保育園か、公園で友達と遊んでいるんだろう……。
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作者名：Alice x他1人 | 作成日時：2018年5月24日 20時
