さよなら歌恋、ありがと神威君【銀魂】 (ページ5)

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ありがとう。ページ5

私を二度も殺そうとした５人は今日、逮捕された。

逮捕に来てくれた警察の人にお礼を言った。

「ありがとうございました」

「森愛歌恋殺人未遂事件は未解決で捜査が難しかったので本当に助かりました。歌恋さん」

「いえ。やっと逮捕できてよかったです。」

警察の人にお辞儀をして神威君のほうへ向き直った。

「神威君もありがとう」

「別に。俺も蓮也嫌いだったからさ。でも、最後にAのこと助けれてよかったヨ」

「最…後？」

「俺ネ、明日転校するんだ」

「せ、せっかく助けてくれたのにっ」

神威君が春高からいなくなってしまうなんて…

「Aがまた、芸能界復帰したらきっと会えるヨ。またいつか会えた時におれいしてヨ」

「神威君…約束だよ、私が復帰したら、ファンクラブNo.１にしてあげる！だから絶対会おうね、今はお礼、これで我慢して」

私は神威君に向かって言ったあと、頬にキスを落とした。

「約束だヨ」

神威君はそのまま正門へと向かい、ひらひらと手を振って行ってしまった。

私は神威君の言葉を信じて、復帰のため動き出すことにした。