6章 2人の内通者:3 ページ23
Side Me
適当にわかったようにママの行動を納得したよう口にしとく…
で、出荷は最短でもひと月半ある訳だ
それだけの猶予がある…でも、逆に言えばママはその時に念には念を入れるだろう…
なら、早い方が良い
私自身も必要なものの準備は整ってる…
あとは…発信器
ノーマン「レイ、あれから発信器を壊す算段は順調？」
そう考えてると、丁度よくノーマンがレイに聞いてくれる…
…ノーマンも同じこと考えてるのか
じゃあ、私の考えも分かるように、次の言葉は言わせてもらおう
A「凄いね…ちなみに…あとどれ位？」
レイ「え…半月…いや10日あれば」
流石だ…6年かけただけある…本当に凄いや。ここのフルスコアは…
A「へえ…本当に凄いや！！…じゃあ決行は早い方がいいや…ねえ？ノーマン？」
私はノーマンに同意を求める
ノーマン「ああ、…10日後決行しよう」
なら…11月8日か…
レイ「え」
レイが驚いた声をだすけどそこは突っ込まない…
そうして私とノーマンは声を揃えて言う…
A/ノーマン「脱獄決行は10日後。11月8日だ」
私とノーマンは真顔でそういいきった…
それがもう昨日の話。
今は次の日の朝で、朝食中。
昨日はあの後…
エマ「ちょっ、ちょっちょ！！」
エマが私とノーマンに突っ込み出す
エマ「急すぎない！？いや、いいんだけど…」
レイ「よかねぇよ」
どうやらレイは納得してないよう…
レイ「ママの目的は"制御"──だから、標的が動かねぇならママも動かねぇ…ゆえに、時間はあるって話じゃねぇのかよ」
ノーマン「うん、そういう話だからこそだよ」
エマ「どういうこと？」
A「レイが言った通り、私達にはそう見えてる。なら、ママにもそう見えてるってこと…ノーマンは…ノーマンと私は、その裏をかきたいの」
ノーマン「驚いたよ…まさかAと同じ考えなんてね…それに、そこまで急な話でもないだろ？」
A「冬になる前には逃げたいし、訓練も準備も、急いで進めてきたし必要なことは全て片付ければいいわけ…時間があるなんて罠」
ノーマン「そう、ママは情報源の存在を隠すつもりはないし、色んな打算はあるだろうけど、本気で隠したかったらフリでもシスターに年長者6人をマークさせる…」
A「レイの準備が整い次第、発信器を壊してすぐ決行しよう？」
といった風に話は進んだ…ノーマンと同じ考えに辿り着けたから大丈夫…よね
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ウォル - 続編おめでとうございます！！ これからも続き楽しみにしてます(^^)v (2019年2月15日 21時) (
レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます！( 'ω' )これからも読んでいきます！更新頑張ってください(´∀｀) (2019年2月15日 21時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レノエ | 作成日時：2019年2月15日 21時
