Ep59.少女、地獄に来てはじめてのエクスターミネーションを体験する。 ページ10
【んぅ...あれ、ここ...】
「おヤ、おはようござイます。」
【アラスター様おはよう。なんで私ラジオスタジオにいるの？】
「起こすのハ、可哀想だったのでそのまま連れてきました。一緒にイなイとさみしイのでしょう？」
【さみしい...アラスター様と一緒落ちつく】
ラジオスタジオの窓から外を眺めている少女が
彼の服の裾をくいくいと引っ張る
これは、少女が何かに対して恐怖を感じた時や抱っこを要求してくる時の【合図】である
少女の様子を見て今日は、どちらだろうかと考える
あまり感情が顔に出さない為彼でもたまに困ることがあるのだ
「ロゼッタ、どうしましたカ？」
【あの光怖いの嫌い】と言って指さした先には、エクスターミネーションで天使達が天界から地獄に降りてきている光景が広がっていた
「hmm...ロゼッタハ、エクスターミネーションを見るのはじめてですねェ」
【エクスターミネーションって何？】
「地獄の住民が多イからとイう理由で天使達が悪魔をころし二やってくる日です」
【そっか。天使ってヒマなんだね】
「ニャハッ！そうですねェ、天使達のヒマつぶしみたイですね」
そう言いながら少女を抱き上げるとロビーに向かいはじめる
ロビーにつくとヴァギーとチャーリーがソファーで何か話しているようだった
「アラスターとロゼッタおはよう」
【チャーリーとヴァギーおはよう。チャーリーどうしたの...？元気ない】
「あぁ...。チャーリーの事は、大丈夫だから気にしないで。エクスターミネーションの日は、いつもこうだから」
【チャーリーもエクスターミネーション嫌い？】
「嫌いってよりも...えっとぉ、あぁー...なんて言えばいいのかしら。うーん...地獄の仲間が死んでしまうことがとても悲しいの！」
▶▶NEXT
Ep60.大人って頑固だから理想と現実が違うことを絶対に認めない事を少女は、知っている。→←Ep58.ウサギ姿ドッキリ大作戦。
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ねこではないです - ひ、ひじょーにえっ ちですね…。 (3月28日 21時) (
レス) id: 028c313a8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜胆ましろ | 作成日時：2024年3月21日 17時
