Ep51.出会った日と誕生日プレゼント。 ページ2
ー朝起きて彼が初めにすることがある
定位置(彼の足)に抱きついて寝ている少女を起こすことである
【ん...アラスター様おはよう】
「えェ、おはようござイます。顔を洗イに行きましょうカ」
彼の言葉を聞いて少女が彼に向かって両手を伸ばすとそれが【合図】なのだろう
少女を軽々と抱きあげると洗面所に向かい歩きはじめる
ドレッサーのイスに少女を座らせると濡れたタオルで軽く顔を吹いてあげると髪ゴムを選ばせて少女の髪を結ったら完成である
【アラスター様ありがとう】
「どうイタしまして。今日も可愛イですねェ！」
【アラスター様に褒められるの好き】
「さて、朝食二しましょうカ。今日は、人喰いタウンに用事があるので朝食を終えたら二人で出カけますよ」
【人喰いタウン】と言う言葉に目をキラキラと輝かせる少女
花が咲いたように笑いながら【ロージーに会えるの？】と聞いてくる少女の頭を優しく撫でながら返事をする
朝食を終えると彼が魔法で服装を替えてくれた
【アラスター様と同じ色だ】
「ニャハッ！そうですね。それとその可愛イらしイリュックハ、私からの誕生日プレゼントです」
【アラスター様覚えててくれたの？】
「もちろンです！私がロゼッタと初めてあった日を忘れるわけなイじゃなイですカ」
【ありがとう！大切にするね】
そう言って笑った少女の首元で彼が初めてプレゼントした翡翠の石が付いたチョーカーが輝いていた
「あァ、言い忘れてました。お誕生日おめでとうロゼッタ。愛していますよ」
▶▶NEXT
Ep52.生前から少女を連れて行きたかった場所。→←Ep50.前作から少し成長したウサギ幼女の主人公紹介。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 94人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねこではないです - ひ、ひじょーにえっ ちですね…。 (3月28日 21時) (
レス) id: 028c313a8c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：竜胆ましろ | 作成日時：2024年3月21日 17時
