アサガオ

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玲於side


予約してた店は顔見知りだから俺を見るなりすぐに奥の個室に案内してくれた。


『何食べようかなぁ。どれもおいしそう。』


玲「俺のおすすめ、頼んであげる。」


『うん、玲於くんのオススメなら絶対美味しいよね。グルメな人そうだもん。』


玲「なにそれ･･･えっとシャケのグリル焼きを2つとアクアパッツァを一つ
あ、あとレモンサワーを2つずつよろしくね」


店員のお姉さんはかしこまりましたと言って出ていった。あれ新人だな


『ねぇ、玲於くんってさこーゆーとこよく来るの？』


玲「んー、そんな頻繁にじゃないけどメンバーと飲みに来る時は大体ここだよ」


『メンバーさん、優しい？』


玲「優しいよ、ちょっと変わった人沢山いるけど。笑笑」


『そうなんだ。』


メンバーの話をすると悲しそうな、切なそうな顔をした彼女を見て少し心配になった。


店「お待たせしました。レモンサワーお二つとシャケのグリル焼きお二つとアクアパッツァお一つです。」

並べられたものに驚きが隠せてないAさん。

ほんとみてて飽きない。


『おいしそう、さっ！食べよ？』


いただきます。

そう言ってアクアパッツァを一口食べるとほんとに、ほっぺ落ちそうなんて言ってテンション上がってる


玲「そんなに美味しい？」


『うん！ここのお店のもの美味しい！』


玲「そりゃ良かった。」


ご飯を食べながらレモンサワーをどんどん飲んでいく彼女に俺は気づかなかった。

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