アサガオ

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Youside


あれからしばらくして
玲於くんのお仕事の時間が来たんだけど気づいてない。言わなきゃダメだよね。

『玲於くんそろそろ時間だよ。お家帰らないと』


玲「あー、ホントだ。
じゃあまた夜来るね。ここで待ってて」


『うん。』


"行ってくる"そう言って玲於くんは家に帰って行った。龍くんのこと･･･話してよかったのかな･･･


『ダメダメ。考えすぎててもいいことないや。仕事しなきゃね。』


ココ最近でこの店も結構お客が入るようになった。正直疲れる時もあるけど
お客様の笑顔見てたらそんなのどーってことない！


玲於君も頑張ってるし私も頑張ろっ！





玲於side


花屋から家に帰ってきて仕事に行く支度をする。どうせ花見られるし車の中で渡してもいいよな。

あらかじめ買っておいたカードに

HAPPYBIRTHDAY
遅れてごめん。

そう書いて花束の中に埋める。
綺麗な花束だなぁってずっと見ていられる。


Prrrrrrrrrrrrrrrrr


玲「はーい。」


マ「着いた。」


そう言われて切られた電話。
マネージャーももうちょっと優しくなってくんねぇかな。なんて思いながら
階段をおりていく。

エントランスを抜けて外に出るといつもながらのバンが止まってて助手席の窓が空いたと思えば

早く入れ。

そう言われる

後ろのドアが開くと中にもうメンバーがいてその中に亜嵐くんも。

玲「はよーざいまーす。」


亜「おはよ。お前その花束何？」


玲「はい。誕プレ。なんつうの？物足りねぇと思ってさ。買った。」


亜「ありがとな。」


ニコッと笑う亜嵐くん。

俺もこんなふうに笑えたらAさんを彼女に出来るのになぁ･･･。

そう言って溜息をついていた

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