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《対象の魔力が増大しました。警戒してください》
シズエは仮面を捨てたと同時に、自身の身体に炎を纏わせた
すごい殺気…さっきまでとはまるで別人だ。まさか…
《シズエ・イザワと同化しているイフリートが主導権を取り戻そうと暴走しています》
やっぱり…!思ったより早かったな…
カバル「おおい、リムルの旦那ー!なんかすげえ火柱が見えたけど…げ!?あれ、シズさんか?ってかAさん姿変わってね?何がどうなって…」
ギド「ん?」
エレン「どうしたのギド?」
ギド「シズ…シズエ?シズエ・イザワ?え、まさかあの…??しかも、Aさんのあの姿…白髪にオッドアイ…龍の角と羽…まさか…」
シズエが指をクイッと上げると、地面から火柱が上がった
僕は皆が怪我をしないように防壁を付与した
ギド「ま、間違いありやせん。彼女は爆炎の支配者シズエ・イザワ。イフリートを宿す最強の
カバル「イフリートぉ!?めっちゃ上位の精霊じゃね)か!!しかも龍神なんて伝説じゃねぇか!!」
エレン「冗談でしょ!?伝説的英雄に、本当に伝説とされてた種族じゃない!!」
うるさい…!ってか僕の種族そんなにいないの?伝説だったの?僕
リムル「あんたら、さっさと逃げーーー」
カバル「そんな訳にいかねぇよ。あの人がなんで殺意を剥き出しにしてんのか知らねーが」
ギド「俺達の仲間でやすよ」
エレン「ほっとけないわ!」
シズエ…本当に、いい仲間を持ったね
リムル「わかった気をつけろよ」
『一応僕が防壁を張ってるけど、無茶は禁物だからね』
すると、シズエが言葉を発した
シズエ「ハナ…レテ」
リムル「!!」
シズエ「オサエキレナイ…ワタシカラ…ハナレテ…」
抑えきれない…そうだよね。苦しいよね、辛いよね…今助けてあげるからね
『大丈夫だよシズエ。君の呪いは僕達が解いてあげるから。僕達に…』
リムル.僕「『任せろ/任せて』」
シズエ「オ…ネガイ」
シズエの意識が完全に消えた
リムル「勝利条件はイフリートの制圧とシズさんの救出だ」
カバル「はは…まさか過去の英雄と戦う日が来ようとはね」
ギド「人生何が起こるかわかりやせんね」
『行くよ』
僕達はシズエに向き直った
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蜃気楼 - 面白いです!続き待ってます! (2021年12月5日 9時) (レス) @page20 id: c920434a9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リヒト | 作成日時:2021年7月9日 1時