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そんな会話をしていれば頼んだ料理が運ばれてきた。

シルバーを手に取り運ばれてきたビーフステーキに口をつける。

「そういやさ、先輩、最近ちゃんと飯食ってる?」

『・・・へ?』
「いや、女性に言うことじゃないと思うけど
前よりも痩せてるし、ダイエットするまでもないっしょ?」

『・・・つまり?』

「いや、前よりも痩せてるけどコケたようにも見えて・・・
心配で、だからちゃんと飯食ってるのかなーって」

『あー·····、ココ最近忙しかったしな。』

実際未だあの馬鹿のせいで忙しいのだが。

「それって今入ってる長期任務の事?」
『・・・まぁ、そうだな。』

「そっか・・・任務ならしょうがないけどあんま無理しすぎないでよ?」

「今度会って今よりも酷い時は無理にでも飯食わすからな!」ビシッと効果音が着くような感じで人差し指を刺された。

『・・・肝に銘じとく。』

「・・・なぁ、その長期任務っていったいどんなのなんだ?」
『あー·····まぁ、なんだ。
戦術を教えるように上から頼まれてな·····
だから、教師とかそんな感じ·····かな?』

そう曖昧な返事を返すと少しワクワクしたような表情で「てことは、五条先生みたいな立場ってことでしょ!?」と言ってきた。

まぁ、そうだけど、アイツと一緒にはして欲しくなかったな。そうではあるんだが。

『そんなところ。』と返し先程運ばれてきたお冷を1口喉に通す。

それにしてもなんだろうこの表情つい最近も似たようなのを見たような。

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作者名:狐珀 | 作成日時:2021年1月19日 5時

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