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鍛錬を始めて数時間が経った頃
スマホにセットしていた鍛錬終了のアラームが鳴り響いた。
『よし、今日はここまで。
さっき教えた事を忘れず個人で練習すること。ただ無理はしすぎるなよ。』
そう言い今日の鍛錬に幕を閉じた。
すると気が抜けたのかバタバタとその場に倒れ込む生徒達。
『·····大丈夫か?』
「大丈夫な、わけねーだろ。」
燐が息を上げながらそう言った。
「つか!もう少し手加減しろよな!?」
『そんな事言っても本戦では手加減も何も無い
死ぬ気でかかれでなければ己が死ぬ事になる。』
『以前教えたろ?』
「ゔッ····。」
そんな会話をしていると自分のスマホから電話の着信音がなる。
見てみると[虎杖悠仁]と書かれていた。
あー·····確か朝にメールで
〈今日の夕方なら空いてるから高専や任務が終われば連絡をくれ。〉
と返信したんだった。
て事は·····終わったのか。
『ちょっと離れます。』
そう奥村先生に一言声をかけ少し離れたところで電話に出る。
『はい、A。』
《あ!A先輩!任務終わったから連絡したけど、電話しても大丈夫だった??》
『あぁ、問題ない。こっちも丁度キリが着いた所だ。』
《そっか!なら良かったー!
そんで、どっかで待ち合わせでもして会おうと思ってるんだけど》
《先輩何時ぐらいに何処だったら大丈夫そう?》
あー·····そうか、そこを考えてなかったな。
あの鍵があるから多分何処でも大丈夫だろうが·····。
『あー·····そうだな。
この前お前が行きたがってた飯屋あったろ?
あの有名な所の。』
『そこで食いたがってたビフテキ奢ってやるから先行っててくれ。』
《えぇ!?まじで!?先輩神!!!》
『ハハ、喜んでもらえたようで良かった
予約はこっちでしとくから、また後で。』
《了解!!食わずに待っとくから早く来てねー!》
『あぁ、じゃ。』
そういい通話を切った。
ふっ、と一息付き燐達がいる方へと振り向き歩きだした。
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宿儺の指
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作者名:狐珀 | 作成日時:2021年1月19日 5時