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静かだった部屋にアラーム音が鳴り響く。

『うぅ・・・五月蝿い・・・。』
アラームを止め、重い体を起こす。

まだ布団にくるまっていたいのだが今日も祓魔塾の方に行かなくてはならない。

正直言って面倒だが上からの名だ・・・仕方がない。

渋々布団から出るて顔を洗い朝飯の用意をする。

トーストと付け合せのベーコンとともに珈琲を1口飲む。

朝食を食べながら仕事のチェックをする
するとメールが1件来ていることに気づいた。

相手は・・・


『・・・虎杖悠仁?』

また、なんで?
私自身から何か送った訳でもないんだが。
それに虎杖自身からも珍しい。

いつもなら五条あたりから伝達で言われるのだが。

メール内容は・・・

《A先輩お疲れ様!
 実は折り入って頼みがあって!
先輩も忙しいと思うから話せる時にまた連絡ちょうだい!じゃ!先輩も任務頑張ってね!》

・・・。
折り入って頼み?
虎杖から???

珍しすぎて怖いんだが・・・。
でも。まぁ、丁度良かった。

昨日資料で見た事についても聞けたら聞きたかったしな。

にしても、本当にこの子は・・・。

ふふっと和んでいると任務に行く前のアラームが鳴りだした。

『・・・。』

無言でアラームを止めて
あぁ、もうそんな時間かと軽く落ち込む。

そしてもう一度虎杖のメール内容を確認して返信をし。

『・・・よし。』
その後は残り少しの珈琲とトーストを口にして荒い皿をシンクに置き水につけ
家を後にし正十字学園の祓魔塾へと向かった。

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五条の!!ドキドキラッキー持ち物占い!

宿儺の指


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作者名:狐珀 | 作成日時:2021年1月19日 5時

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