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「あぁ、それでですね。
試しに今日一日ココ、正十字学園祓魔塾にて先生(仮)としてついて頂こうかと。」

あぁ、ほらな。
絶対に、確実に、そうだと思ったよ。

思いたくも無かったけど。

「貴方の上司の〜・・・えー・・・
あぁ!そうそう!五条先生でしたね!
その方からは許可は頂いておりますのでご心配なく!」

あの馬鹿ッ・・・絶対に八つ裂きにする。

そう考えているとメフィストから

「おやぁ?どうしました·····?
そんな厳しいお顔をされて···あぁ、そうでした!
A先生はあの方の事を嫌っていましたね!」

『えぇ、まぁ。』
そんな分かりやすい顔してただろうか・・・?

「それは、それは。」と言いメフィストはクククと小さく笑いだす。

『・・・あの、今日一日は分かったのですが
私はコレからどうすれば・・・?』

「あぁ!そうでしたね、では。」

隣にかけてあった制服を手に取り

「コレは先生専用の服になります。
祓魔塾や正十字学園内を歩く場合はコレに着替え移動ください。」

そう言い渡してくる。
その制服と一緒に2枚の紙が入っているのに気づく。

『コレは?』2枚の用紙を手に取り聞く。

「あぁ、1枚は契約書になります。」

「いくら仮とは言えこーいうのは
ちゃんとしておかなくてはいけませんからね。
後々上が五月蝿いのですよ。」

「あともう1枚はこの前入れ忘れた資料の1枚です。」

そう言い女性専用の更衣室に案内され

「では後程。」と言って何処かに消えていった。

ふぅ、ひとつ息を吐き着替え始めた。

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作者名:狐珀 | 作成日時:2021年1月19日 5時

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