【ハイキュー!!】愛すなら、狂うまで【及川徹・影山飛雄】 (ページ8)

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貴女side

飛雄とのデートは楽しいけど

及川さんの恐さがあって

あんまり集中出来ない

影「A、及川さんとなんかあったのかよ」

『ぇ、な、なんでもない』

これじゃ飛雄に迷惑じゃん

及川さんと付き合ってたこと言った方がいいかな

影「なんでもねぇって顔じゃねぇぞ」

『なんでわかるの』

影「好きな人のことくらいわかる、だいたい及川さんと一緒とか有り得ないだろ、嫌ってたのに」

『お見通しだな…』

影「当たり前だボゲェ」

飛雄はやっぱり凄いな

心から思った

結局その後は及川さんなんて忘れて楽しくでしてた

『今日はありがとね！』

影「おう、また遊びてぇな」

『今度は飛雄ん家行っちゃおっかな～？笑笑』

飛雄の家とか気になるし

私はわらいながら言ってるのに

飛雄は何故か顔が赤くなった

『え、どーしたの？』

影「な、なんでもねぇよボゲェ！Aボゲェ！鈍感ボゲェ！」

『え、何！？』

飛雄がなんで赤くなったか分からないけど

家まで送ってくれた

『ほんとにありがとね』

家に入ろうとしたとき

影「待てっ」

後ろから抱き着かれた

あったかい

影「もしなんかあったら言えよ」

『うん』

影「おやすみ」

触れるだけの軽いキスをされた

舞い上がった私は

玄関に入ってしばらくうずくまってた

『カッコよすぎだよ…』

ドアに背中を向けて赤くなった顔をつねってるときだった

ドアがギイッと開いて

後ろに倒れそうになった

及「どう？飛雄ちゃんとのデートは楽しかった？」

『お、いかわさ…』

なんで鍵閉めなかったんだろ

後悔する私と

鍵を閉めてニッコリと微笑む及川さん

及「お邪魔します」