目からビィィィィッッッッッムッッッッッ______!! ページ22
『…マトモ?え?!どこが?!あんな新言語ちゃんのどこがマトモなの?!!』
私は思わず叫ぶ。脳内でアイミちゃんのはわ…や、うみゅ…が再生される。いや新言語で草。
私が脳内でそんなことを思っているなんて露知らず、といった様子で、マーダーは近くの木にもたれかかり、ぼそぼそと話し始めた。
真剣な話してるのは分かるんだけど八割くらい聞こえねぇッッッ
マダ「…普通の時のアイツを見たんだよ、俺は。それで、アイツの昔話を聞いたって訳だ。闇auに加わるには、それなりのネガティブな物語______まぁ、簡単に言えばナイトメアが入れて、ドリームが入れないようなAU出身じゃねぇといけねぇからな。
俺も一応、アイツの過去は気になってたんだが______」
『ふーん…それで同情しちゃったの?』
横から口を挟むと、マーダーはまた、眉間にシワを寄せ、ため息を吐いた。
……私の好感度が爆下がりしてる気がする!(大正解)
マダ「同情じゃねぇ、納得だ。アイツがお前に対してやりたいことをやったら、俺がアイツを殺すって約束なんだよ。つまりは交渉って訳だ。」
『でもさぁ、それって良い感じに言いくるめられてるってコトじゃん?』
私は雪玉を転がし、小さな雪だるまを作ってみる。
お、結構上出来では?
マダ「…口挟むなよ。
____お前が不死身なんかじゃなけりゃ、今すぐにでも殺してやるのによ。」
私は雪だるまの目の代わりに木の枝を2本ぶっ刺す。ちょwビームみたいwあひひゃッッッww
…あれ?今、マーダーなんか喋ってた?雪だるま育成すんの忙し過ぎて聞いてなかった。
『え?何?なんて??【規制音】??』
マダ「さては話聞いてなかったなお前。」
呆れた顔でこちらを見るマーダーを確認し、私は雪だるまの目に突き刺していた枝を神速で抜く。
『見て見て〜
目からビィィィッッッムッッッッ』
枝は勢いよくマーダーの方に飛んでいく。そしてマーダーの目に勢いよく__
突き刺さる前に、重力操作で止められ、しかも私の方に返ってきた。やべ、と思ったのも束の間、枝は容赦なく私の両目に突き刺さる。
マダ「カウンタービーム。」
『ッふ…昔に比べて、ノリ、良くなったじゃねぇか…先輩は、嬉しい…ぞ……』バタッ
マダ「お前自分がアイミの次に後輩って分かってるか?」
私が木を背に、感動の最期のシーンを演出していると、マーダーは容赦なく私の腹を蹴った。
マダ「起きろ、まだ話は終わってないぞ。」
いや、無慈悲すぎンゴ。
重なってしまうから______→←今↑日↓だけ↓で↑体に3回くらい穴空いてるのでは______?!!
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まどれーぬ。 - アプシッ←え? (2022年10月3日 21時) (レス) @page13 id: c48fab580c (このIDを非表示/違反報告)
あきす(プロフ) - ぃわしさん» ありがとうございますッッ😭😭突然のシリアス本当にすいません😭😭でも楽しんで頂けて良かったです…!!これからも見守って頂けると嬉しいです☺️ (2022年10月3日 18時) (レス) id: 242d2ff4b1 (このIDを非表示/違反報告)
ぃわし(プロフ) - ギャグでお腹痛くなる程笑わさせていただきました笑笑 そして突然のシリアスで風邪引きました((( すごく好きな作品なのでこれからも応援してます!!!! (2022年10月3日 17時) (レス) @page50 id: 9e41280cb5 (このIDを非表示/違反報告)
あきす(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございますッ😭😭まだまだ奇行は続きます!次回作もご期待ください!!!👍 (2022年10月3日 11時) (レス) id: 242d2ff4b1 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 一章完結おめでとうございます!!ニコニコしながら奇行を眺めておりました!次回の作品も楽しみにしております! (2022年10月3日 7時) (レス) @page50 id: a6b8ee3409 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきす | 作成日時:2022年4月10日 14時