この無慈悲な世界に能力で希望を【リレー小説/派生作品】 (ページ48)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,074 hit

次から次へと【瀬戸内帝華/蓮@雫3318】ページ48

「…あほらし」
最初は頑張ったが、なんだか、演技をするのも面倒臭い。
何なんだコイツら。脳筋の妹を持つとは…お兄さんも大変そうだな。
よっこいせ、と立ち上がった瞬間、聖?が笑って
「実はコレ全部怜加の本心」
なんて付け加えた。
玲加が顔を真っ赤にして、ボカボカと聖を殴る。
…それにしても、また[能力]が出てきた。
一体何なんだ。気持ち悪い←
冷めた目で一瞥すれば、直ぐに黙る癖に。
しかも、演技じゃない。演技をしているヤツだから、そう言うのはこの学園で一番判る。
それは怜加達も承知だろう。
「此全部演技じゃないのが、気持ち悪い」
まるで、突然青春の一頁を突きつけられた様な不快感。
「失せろ。」
ギロリと睨んだら、怜加は喧嘩に持ち込もうとするが、聖は保身に入った。
「辞めておけ、怜加。俺等が怒らせていい相手じゃない」
「なんでよ!あいつ気に食わねぇ!ぶん殴る!」
ズルズルと引き摺られながら退場して行くアイツ等を見ながら、私も飛び降りる。
次から次へと面倒臭い。
本当にイライラし始めた。
「…チッ…」
能力に、双子。演技に、怒り。
面倒臭い。面倒臭い。
「…暴れるか」
そりゃあ此方だって立派なヤンキーなのは自覚している。けれど、差別用語の様に何度もヤンキーやサボり生徒会長等言われたら、そりゃあイラつく。
私は、近所で有名なヤンキー校を3校程潰しておいた。
ーーーーーーー
宇宙ちゃん。勝手に作っちゃってごめんだけど、この設定はあんまり変えないで欲しい…
我が儘でごめんね(´－ω－)人