No.24 ページ27
鬼丸 「そろそろ行くぞ」
大包平 「あぁ」
(審神者) 「あの〜、ちょっと相談なんだけど…いい？」
数珠丸 「どうしましたか？」
(審神者) 「今日、出陣部隊が多くて馬があと5頭しかいな
くて、残りの1人は誰かの馬に乗って貰うことに
なっちゃうんだけど…」
鬼丸 「…そうか」
三日月 「なら、蝶月を俺の後ろに乗せよう」
蝶月 「…は？」
大典太 「そうだな」
蝶月 「いや、待て。我が後ろに乗るのは構わん。構わん
が、何故其方の後ろなんだ。二人で乗るのであれば
軽い者同士の方が馬の負担が少ない。どう見たって
数珠丸恒次の方が其方より軽いだろう。」
全員 「……」
三日月 「…嫌か？ｷｭﾙﾝ」
蝶月 「いい年こいてそんな顔するな」
三日月 「ｶﾞ━━〣( ºΔº )〣━━ﾝ」
大典太 「…三日月」
三日月 「(ﾉД`)ｼｸｼｸ」
大包平 「もう、諦めろ蝶月。」
鬼丸 「こうなった三日月は聞いて貰えるまで動かん事は、
お前自身が一番理解しているだろ」
蝶月 「…ﾁﾗｯ」
三日月 「(ﾉД`)ｼｸｼｸ」
数珠丸 「諦めた方が早いかと」
蝶月 「チッ、わかった。」
三日月 「おぉ、良いのか！」
蝶月 「だが、行きだけだ。帰りは数珠丸恒次の後ろに乗る
からな」
三日月 「あい、わかった(◍´꒳`◍)」
長谷部 「なんだ貴様ら、まだ行ってなかったのか」
鬼丸 「…行くぞ」
全員 「あぁ」
鬼丸 「着いたな」
大包平 「まずは偵察だな」
鬼丸 「あぁ。蝶月、頼んだ」
蝶月 「了解した」
ヒュッ (木のてっぺんに向かってとびました 作者)
三日月 「実に軽やか」
蝶月 トンッ 「……」
大典太 「どうだ？」
蝶月 スタッ 「魚鱗陣だ」
鬼丸 「ならば、此方は逆行陣だ。行くぞ！」
全員 「あぁ！/はい！」
時間遡行軍 魚鱗陣
第一部隊 逆行陣
ﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗｯ
蝶月 トッ (馬の背から敵に向かって飛びました 作者)
「邪魔だ」 ズバッ ズバズバッ
大包平 「…は？」
蝶月 「遅い」 ズババババッ
「其方で最後か？」
大太刀 「グゴォォオオオア!!」
蝶月 「止まって見えるぞ？」 ズパンッ！ 会心の一撃
大包平 「なっ…！」
数珠丸 「おや、もう終わったのですか？」
三日月 「流石だなぁ、蝶月よ」
蝶月 「当たり前だ」
大包平 「……強すぎだろ」
鬼丸 「だから、言っただろう。此奴は強いと」
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作者名：やつはし | 作成日時：2024年3月21日 1時
