No.23 ページ25
加州 「ていうか、蝶月って同郷の刀の前ではあんな感じな
んだ」
安定 「うん、なんか普段と違ったよね」
大倶利伽羅 「…そうだな」
加州 「兄弟でもそう感じるんだ」
大倶利伽羅 「あぁ、蝶月は普段あまり喋らん。
俺と火車切に話しかけられたら喋るが、自分
から喋りかけることはほとんどない」
安定 「…やっぱ同郷だからかな？」
加州 「子供扱いされてたしね」
安定 「わぁ、オムライスだ」
加州 「あれ？広光兄弟、今日は蝶月と一緒に食べない
の？」
火車切 「なんか…」
大倶利伽羅 「…同郷と食べてる」
蝶月 「これはなんだ？」
大典太 「オムライスだ」
蝶月 「おむらいす？」
三日月 「美味いぞ」
加州 「あぁね」
火車切 「一緒に食べたかった」
大倶利伽羅 「夕餉で誘えばいいだろ」
火車切 「うん、そうする！」
加州 「本当に二人は蝶月好きだね〜」
(夕餉には誘えました(๑•̀ㅂ•́)و✧ 作者)
次の日
(審神者) 「今日、蝶月にも出陣してもらおうかなとおう
んだけど、いけそう？」
蝶月 「…戦場か。わかった、行こう」
(審神者) 「OK、早速準備しよう！」
蝶月 「…待たせた」
(審神者) 「おっ、来た来た。大丈夫だよ。
じゃあ、行こうか」
(審神者) 「蝶月、今日は第一部隊ね」
蝶月 「あぁ、わかっ…た」
(審神者) 「どした？」
第一部隊
隊長 鬼丸国綱
隊員 三日月宗近，大典太光世，大包平，数珠丸恒次，蝶月
蝶月 「…ﾁﾗｯ」
第2部隊
隊長 一期一振
隊員 大倶利伽羅，鶴丸国永，火車切，秋田藤四郎，桑名江
蝶月 「我は…あちらではないのか」
(審神者) 「え？」
蝶月 「いや、なんでもない」
三日月 「おぉ、蝶月！」
大典太 「来たか」
蝶月 「あぁ」
鬼丸 「久しいな」
蝶月 「！鬼丸。あぁ、そうだな」
大包平 「お前が、蝶月か」
数珠丸 「はじめまして」
蝶月 「…あぁ」
大包平 「太刀にしては随分小さいな」
蝶月 「…其方らがデカいだけだ」
鬼丸 「小さいが太刀だ。強いぞ、コイツは」
三日月 「蝶月との出陣はいつぶりだろうなぁ」
蝶月 「…何百年も前だ」
三日月 「それ程に経っているのか」
(審神者) 「こうやって見ると面子が凄いなぁ。天下五剣が
4振りに東の横綱、月読命の加護を受けた刀」
長谷部 「…そうですね」
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作者名：やつはし | 作成日時：2024年3月21日 1時
