No.18 ページ20
翌朝
燭台切 「おはよう。二人とも」
大倶利伽羅・火車切 「おはよう」
燭台切 「昨日、蝶月ちゃん達が採ってきてくれた苺で作っ
たジャムがあるからパンでいいかな？」
大倶利伽羅 「…あぁ」
火車切 「うん！」
燭台切 「じゃあ、すぐに焼くね！」
大倶利伽羅 (…席)
火車切 「あっ、姉さんの所空いてる。」
大倶利伽羅 「…行くか」
火車切 「うん！」
火車切 「おはよう、姉さん。」
蝶月 「…火車切と大倶利伽羅か。おはよう」
鶴丸 「おっ、起きてきたか。おはよう、お二人さん」
大倶利伽羅 「…なぜいる」
鶴丸 「いちゃ悪いか？」
大倶利伽羅 「…いや」
火車切 「前座ってもいい？」
蝶月 「あぁ」
大倶利伽羅 「…蝶月、口にジャムついてるぞ」
蝶月 「ん？」
大倶利伽羅 「逆だ」
蝶月 「…」
大倶利伽羅 「もっと左だ」
蝶月 「…取れたか？」
大倶利伽羅 「取れてない」
蝶月 「どこだ？」
大倶利伽羅 「…取ってやるからこっちに、」
ｽｯ…
鶴丸 「取れたぜ」
蝶月 「取れたか、礼を言う」
鶴丸 「どう致しましてﾆｺ」
大倶利伽羅 ムッ
鶴丸 「どうした？伽羅坊」
大倶利伽羅 「…別に」
火車切 モヤッ (…モヤッ？)
燭台切 「焼けたよ〜」
火車切 「ありがとう」
燭台切 「どう致しまして！あっ、蝶月ちゃん。
ジャムどうだった？」
蝶月 「とても…美味しかった」
燭台切 「それは良かったよ」
(審神者) 「鶴丸〜。あと30分くらいしたら出陣だから準
備してね〜」
鶴丸 「あぁ、わかった。」
蝶月 「出陣か」
鶴丸 「あぁ」
蝶月 「行ってらっしゃい」
鶴丸 「なんだ、送り出してはくれないのか？」
蝶月 「我は今食後のデザートを食べている」
鶴丸 「そうかい笑」
蝶月 「だが、出迎えはしよう。其方は寂しん坊だからな」
広光兄弟・燭台切 「??」
鶴丸 「…ハハッ！ならば無事に帰ってこなくてわな」
蝶月 「あぁ」
鶴丸 「無事に帰ってみせると約束しよう！」
蝶月 「楽しみだな」
鶴丸 「あぁ、楽しみにしていろ！行ってくる！」
燭台切 「行ってらっしゃい！」
蝶月 ヾ( '༥' )ŧ‹"ŧ‹"
火車切 「やっぱり姉さん、鶴丸と仲良くなってない？」
大倶利伽羅 「……勘違いだ」
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作者名：やつはし | 作成日時：2024年3月21日 1時
