仮面が11こ ページ13
長い長い夢を見ていた
黒くて赤い厭な夢
遠くで私を呼ぶ声が聞こえる
行かなきゃ
太「A！...A！」
『んぁ...治』
太「A！目を覚ましたかい...またあの夢か」
またあの夢ってことはまた泣いていたのか
道理で視界がぼやける訳だ
太「森さんには電話したから」
『何で...』
茅「Aちゃん！大丈夫!?って太宰先生？」
太「じゃあAちゃん紅葉の姐さんが来るらしいからそれまで安静にしてるんだよ」
えっ姐さんが来るの
また迷惑掛けちゃったな
『茅野さんもう大丈夫だから私の鞄持ってきて貰えるかな？』
茅「カエデで良いってば！一寸待っててね鞄持ってくるから」
そう言ってカエデは鞄を取りに行った
『治はもう一寸一緒に居て欲しかったな...』
こんな独り言は誰にも聞かれる事なく風と共に消えていった
少しして茅野が鞄を持って戻ってきた
茅「Aちゃん大丈夫？鞄持ってきたよ」
『有り難う』
それだけ言って鞄の中を漁りだした
えーっと...あったあった
こういう時の為に解毒剤を常備しといて良かった
紅「A！大丈夫かえ」
薬を丁度飲み終わった時に姐さんが来た
『姐さん！ご迷惑掛けて申し訳ございません』
紅「良い良いこの様な事迷惑の内にもにも入らん」
優しいな姐さんは
太「嗚呼紅葉の姐さん！Aちゃんと三人で一緒に話をしたいから茅野ちゃん？
もう帰って平気だよ気を付けてね」
茅「はい太宰先生！じゃあAちゃん！お大事ねバイバイ」
太「さてとAちゃん君は犯人の目処は立って居るようだね？」
治のその笑いが怖い
紅「何？そうなのかA？
姐さん...夜叉が出てる怖い
マフィア...治は元だけど皆怖いよ
私もマフィアだけど...
『犯人は多分この間潰した組合の部下達だと思う
私がその組合の長を殺したから』紅、太「「ほぅ/へぇ」」
太「へぇとんだ命知らずだね私のAに手を出すなんて(黒笑)」
あれ私いつ治のになったっけ？しかも黒いの出てるし
太「A...今日は帰りなさい」
『分かった...ねぇ人虎は？』
太「依頼が来たからって帰っていったよ
じゃあ気を付けてねまぁ紅葉の姐さんが居るから平気か
さて私も一仕事して来ようかな」
このあと佐高裕太が長だった組合を見たものは居なかったらしい
もうひとつこの
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サキ(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます (2019年6月10日 20時) (
レス) id: 00ac9fe497 (このIDを非表示/違反報告)
月下の狐(プロフ) - 霊華さん» ありがとうございます！死んじゃ駄目ですよ！でも太宰さんとの心中は羨ましいかも...僕不細工だからしてくれないかも...ん”ん″更新頑張ります！ (2018年5月24日 6時) (レス) id: 2184bb70c3 (このIDを非表示/違反報告)
霊華 - ヤヴァス…続きが見たすぎて死にそう…。あ、でも死ぬなら太宰さんとの心中じゃないとダメだ…。更新頑張ってください！応援してます！ (2018年5月24日 1時) (レス) id: bc9948bbc2 (このIDを非表示/違反報告)
月下の狐(プロフ) - laniさん» ありがとうございます！！ (2018年5月17日 17時) (レス) id: 2184bb70c3 (このIDを非表示/違反報告)
lani - この作品おもしろい！続き待ってます！ (2018年5月17日 16時) (レス) id: 6ea8e2b877 (このIDを非表示/違反報告)
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