始まり ページ1
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突然だが、私はDr.STOONEのあさぎりゲンと成り代わりをしたらしい。
今は丁度アニメでいう龍水の時間軸らしい。
ところで、今の状況は何なんだろうか？
「…ン、ゲン、、、ゲンっ！！！」
「何っ！？何々如何したの千空ちゃん！？」
「お前、覚えてねぇのか！？あんな崖から落ちといてよく忘れられんな、、、。」
あー、、、成程。
ゲンちゃんが崖から落ちた拍子に私と成り代わったってことか。
「アハハ…、なんかごｍ「「ゲンっ！？」」！？」
ちょうどその時、龍水ちゃんと羽京ちゃんが声をそろえて入ってきた。
「二人とも、そんなに慌てなくても俺は逃げないよ？」
「いくらそうだとしても崖から落ちたは心配するよ、、、」
「あぁ、羽京の言うとおりだ。貴様も立派な船員だからなっ！」
「心配かけちゃってごめんねぇ、羽京ちゃんに龍水ちゃん、それから千空ちゃんも。」
「ったく、全くだわ。丁度木がクッション代わりになってくれたおかげで目立った外傷はねぇよ。」
「だが、数日は安静に床で過ごせよ？」
「わかってるって、」
流石に目立った外傷はないって言っても、擦り傷だらけの体で外に出たくはない。
「とりあえず、ゲンが大丈夫そうでよかったよ、」
羽京ちゃんの微笑みが眩しい。
これで26歳はバグではないだろうか。
…。
あぁ、今思い出した。
成り代わる前の僕は、羽京ちゃんが好きだったことを。
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作者名：雨川秋 | 作成日時：2023年11月16日 16時
