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中に入ると畳があって私と竈門が隣合って座りその正面に珠世さんと愈史郎さんが腰を下ろす。
色々話を聞くと館が見えていなかったのは愈史郎さんの血鬼術らしい。
そして私は無惨と言う鬼のことを聞いた。
それはきっと猗窩座の言っていた“あのお方”のことだろう。
珠世さんは無惨の支配から逃れ、愈史郎さんは珠世さんによって同意の上で鬼になったらしい。
そして今は鬼の研究等をしていて人間に力を貸してくれるということがわかった。
竈門と珠世さんが無限列車の話をしている間何となく耳を傾けた。
炭治郎「__________ということがありました…」
珠世「そうなのですね…。皆さんが無事でよかったです
…。しかしまさか上弦の参が現れるとは…」
炭治郎「はい…残念ながら鬼の首を切る事はできません
でした…!」
珠世「そうですか…。情報ありがとうございます」
A「…」
珠世「Aさん、どうされました…?」
A「えっ、ああ、いえ!何も無いです!」
やっぱり竈門も珠世さんも、もちろん愈史郎さんだって鬼の首を斬首し無惨を倒すことが目的なんだ。
そりゃそうだ。
私のこの胸の内はきっと誰にも理解して貰えないだろうけど
それでも私には私の価値観と考え方があった。
_____________________
炭治郎「珠世さん、愈史郎さん、ありがとうございまし
た」
A「ありがとうございました」
珠世「こちらこそありがとうございました。これからも
あなた方の武運を祈ります」
丁寧な礼をした珠世さんは心も綺麗なんだと思った。
愈史郎さんは少しぶっきらぼうなとこがあるけれど優しい方だ。
A「あの、珠世さん」
珠世「どうされました?」
A「また来てもいいですか?」
私がそう言うと珠世さんは“もちろんです”と言ってくれた。
愈史郎さんは少し不満気な顔をしたがそれは見なかったことにしよう。
そして館を出た私たちは来た道を引き返す。
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ななや(プロフ) - うさぎもちさん» ありがとうございます!更新頑張りますね♪ (2022年3月2日 17時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎもち - 続編おめでとうございます〜!大好きです!楽しみにしています! (2022年3月2日 15時) (レス) @page1 id: 3d47e5a306 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななや | 作成日時:2022年3月2日 15時