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その日の夜、縁側に寝転がってボーッとしていると猗窩座が姿を現した。
A「猗窩座、悪いんだけどさ」
猗窩座「なんだ」
A「起こしてくれ」
だらけていると起きる気力が無くなって何となく猗窩座にそう頼むと猗窩座は“自分で起きれないのか?”と少し呆れながらも腕を引っ張って起こしてくれる。
A「ありがと」
猗窩座「構わんが」
横に座った猗窩座は私の髪を見つめる。
猗窩座「Aは髪が綺麗だな」
A「そうか?」
猗窩座「ああ」
猗窩座はサラッと私の結い上げている髪に触れる。
あ…まただ…。
また…胸の辺りが………。
すると、私の髪に触れていた猗窩座の手がスルッと首筋に触れる。
A「ひっ」
ゾワッとした感覚が身体に走る。
私が意味不明な声を上げると猗窩座は笑った。
猗窩座「なんだその声は」
A「うるさい!猗窩座が急に触るからだ!」
Aは面白いな、と猗窩座は楽しそうに笑う。
A「そんなに笑って…そんな奴には…!」
おりゃっ、と私は猗窩座の髪をクシャクシャと撫でた。
猗窩座「おい、何するんだっ」
A「さっきの仕返しだ!」
!…猗窩座の髪って意外と柔らかいんだなぁ。
すると、ふと猗窩座の項が目に入る。
A「…」
猗窩座「A?」
項…綺麗……。
無意識に口付けしそうになるところにハッと意識が舞い降りる。
猗窩座「いい加減頭から手を離せ…」
少しむっとした顔で猗窩座がそう言う。何となく頬が赤く見える。
A「あ、ごめん」
手を戻した私は先程自分がしようとした行為に驚いていた。
なぜだ…?
なぜ口付けなんてしたくなったんだ…?
猗窩座「A?」
A「あ、ごめんボーっとしてた」
その後はいつも通り猗窩座と別れて部屋に戻った。
あのあと自分がなぜあんなことをしようとしたのか考えても分からなかった。
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ななや(プロフ) - うさぎもちさん» ありがとうございます!更新頑張りますね♪ (2022年3月2日 17時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎもち - 続編おめでとうございます〜!大好きです!楽しみにしています! (2022年3月2日 15時) (レス) @page1 id: 3d47e5a306 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななや | 作成日時:2022年3月2日 15時