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A:ボ〜
しのぶ「Aさん、」
A:ボ〜
しのぶ「聞いてますか?Aさん」
意識が舞い降りた時真ん前にしのぶの顔。
A「おおっ、あ…ああ、聞いてるぞ!薬だろ?」
しのぶ「はい、こちらで足の傷は塞がるかと。しかし
塞がったからと言って無理はしないように」
昨日の足の傷が思ったより深かった私はしのぶに薬を貰った。
A「わかった。ありがとう」
私に薬を渡すとしのぶは薬の入った箱をパタンと閉める。
しのぶ「それにしても今日のAさんはどこか抜け
ていますね、どうされたんです?」
A「あー…いや、なんか最近胸の当たりがよく
ドキドキしてな…」
私がそう言うとしのぶは珍しくポカンと口を開ける。
いつもニコニコしているしのぶだがこんな表情もするらしい。
しのぶ「それは、主に何をしている時にです?」
A「えっ、いや…ある方を思い浮かべた時だが」
そのある方とは猗窩座のことで。
でもそんなことは言えないので少し言葉を濁す。
するとしのぶは、ふふっと笑う。
A「え、直せないか?」
しのぶ「そうですねぇ、それは無理です」
なんだと、しのぶでも直せないのかっ?
A「え、で、でもどうしたらその直るんだ?」
しのぶ「それは自分次第…と、言ったところでしょう
か」
しのぶは“面白い”とでも言うように笑って“そういう治療は甘露寺さんの方が適任かと”と付け足した。
蜜璃…?なぜ蜜璃??
と、思っていると“そういえば”としのぶが続ける。
しのぶ「煉獄さんがもうすぐ目覚めそうです」
A「!そうなのかっ!?」
しのぶ「はい、ただ、傷は本当に深いのでまだ油断はで
きませんが」
煉獄が……!
そこで一旦私の思考回路は煉獄に直結する。
A「そうか、あ、煉獄が目覚めたらすぐに鎹鴉を
飛ばしてくれ!」
しのぶ「わかりました」
そう伝えて私は蝶屋敷をあとにする。
煉獄が早く目覚めますように、と、神頼みをしながら自分の屋敷に戻った。
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ななや(プロフ) - うさぎもちさん» ありがとうございます!更新頑張りますね♪ (2022年3月2日 17時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎもち - 続編おめでとうございます〜!大好きです!楽しみにしています! (2022年3月2日 15時) (レス) @page1 id: 3d47e5a306 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななや | 作成日時:2022年3月2日 15時