子供生活47日目 ページ8
ーそらるsideー
俺に抱きついて離れないAの身体を震える手で抱きしめる。
意味が分からなかった、頭で理解できなかった。ただたた目の前の丘から見える夕焼けを見つめていた。
頭では理解できないはずなのにAがさっき言った言葉が頭を離れずにループする
『……頼る…なんでAを…？』
考えられなかった、Aを頼るなんて
守らなくてはいけないと思っていたから
俺がやらなくきゃいけない、守るんだと決めていたから。
「わ…わたし、だって…やれるんです。かなたさんの悩みを聞いて、一緒に悩むくらい…それくらい出来る…！……っう」
俺の服の胸の部分が涙でシミが出来て広がってく、冷たくなっていくはずなのに暖かい…
『……』
「ぅ……頼って欲しかったの、かなたさんに……っ…わたしは、家族だから！…っ」
『っ！！』
頼る…Aを頼る
まふを頼ったようにAを……
どうしたらいいのか悩んでた俺が少し馬鹿みたいだ。一番大事なこの子を見ないで一人で助けるんだ、守るんだなんて悩んで…1番簡単なことを見落としていた。
「そらるさん、どうぞ…」
『ぇ…ハンカチ？』
「ほら、そんなに酷い顔でAを心配させたらダメですよー？」
優しく微笑んで俺の目にハンカチを当てたまふは、ね？と言って背中を撫でてくれた。
ハンカチを受け取って前を向く、丘から見える綺麗なはずの景色が滲んでいて目を見開く。
泣いていたんだ、気づかない間に。
『っ…うん、ごめん…ありがと』
「帰りましょう、家に」
『……うん、そうだね』
＿＿＿＿＿
『＿＿＿＿＿って事になって俺は今炎上してる』
「……うん」
『…出来ることならAを守りたいから言いたくないんだけどさ。…A、どうしたらいいかな』
俺の言葉を聞いて俯いたAを真っ直ぐ見つめる。
顔を上げたAの顔は何かを覚悟したような表情だった。
「かなたさん……皆に言おう」
『…それで、Aはいいの…？』
「うん、かなたさんが嫌われるのやだ。私の事を言って皆分かってくれるなら簡単だよ！」
『…うん。分かった』
俺後思っていよりもAはずっとずっと成長していた、ちゃんと言えばよかった、話して相談しておけば……でも、今はまだ間に合う。
変わるんだ
「そらるさん！機材準備しました！！……やりますよね？」
『…よし、やるか』
俺はTwitterを開いて久しぶりのツイートをした。
＠＿そらる
今日の7時に炎上について説明します。
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夜桜(プロフ) - 犬坂さん» わぁぁ！！犬坂ぁぁ！ボードでお話あんましてなかったから久しぶりー！！コメント嬉しい！！！覚えてるに決まってるよ！！！おしゃべりめちゃ楽しかったもん！！！リクエストマジありがとう！！もちのろんで書かせて頂くぜ！！！！ (2019年6月30日 19時) (
レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
犬坂(プロフ) - まふくん可愛いwあ、お久しぶり！犬坂だお、覚えているかい？あと。リクエストで、『夢主ちゃん迷子になってほすぃー』 (2019年6月30日 19時) (レス) id: 6b5e6236e0 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - そると。さん» 私も素晴らしいリクエスト頂けて嬉しいです！！！そると。さんに感謝しかないです！！コメントありがとうございます！！ (2019年6月28日 22時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
そると。(プロフ) - こんなに早く書いていただけて嬉しいですー！楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年6月28日 22時) (レス) id: 86f42cc0f3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - まろまろさん» ぁ、まだ数話続きます！！ありがとうなんて、私の方こそリクエスト有難いので、マジ感謝なんですよ！！！本当にありがとうございます！！ (2019年6月21日 20時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜
| 作成日時：2019年3月3日 17時
