＊ ページ18
『ん……ぁれ』
俺の目線の先には天井があり、さっきのが夢だと自覚する。腕に重さを感じ、視線をずらすとそこにはAが俺の手を握っていた。
ｶﾁｬｯ
「…ぁ、おはようございます。具合どうですか？」
まふが丁度部屋に入ってきたのかそう聞いてきた、体のだるい感覚はまだ抜けないが喉のイガイガして何とも言えない痛みは大分引いたようだ。
『…ん、大分喉は楽になったよ……ぅわ、何』
「……熱は、まだ少しありますね」
『あぁ…そ、だね』
おでこにまふの少し冷たい手が添えられていて気持ちいい、思わず目を閉じたがある事に気がつく。
『あれ…冷えピタ貼ってない』
「あぁ、剥がしましたよ。Aに言われて」
『ぇ、Aに…？』
「なんか、そらるさんは冷えピタが昔から苦手って言ってたから辞めてあげたいって」
『……そ、か』
そんな事いつ言ってしまったんだろうか気づいてない間…？俺の疑問にまふが答えるように口を開いた。
「寝言で言ってたって教えてくれました。……なんの夢見てたんです？」
『……夢』
そうか、さっきのは昔の夢だったのか。いつの間にか夢の中の声が寝言で出ていたらしい、確かにそれならAが分かったのも理解出来る。
『…凄いなぁ…』
「ふふっ、感謝してあげて下さいね。あと一応僕にも、」
『はいはい、何が欲しいの？』
「んー…。みんなで食べられる分のプリンです！」
『…りょーかい』
欲がないとゆうか何というか、まふも人のことによく気がつく。流石だな…
−−−−−−−−−−
『＿＿＿＿＿よし、全回復！』
「おめでとうございまーす」
俺の言葉にまふは心のこもってない賞賛の声を出す、しかし俺達の視線は一点に集中されていた。
「ｹﾎｯｺﾞﾎ…うぅ、頭いたい」
『まさかの次はAかぁ…』
「まぁ、そらるさんよりかは可愛い看病出来そうですね」
『……どーせ、俺は可愛くないよ』
「そんなことは言ってませんよ」
『俺にそんなことを言うとバチが当たるからなー』
「当たりませんよ！！このくらいで〜」
……と、言ったまふが風邪をひいたのは三日後だった。
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夜桜(プロフ) - 犬坂さん» わぁぁ！！犬坂ぁぁ！ボードでお話あんましてなかったから久しぶりー！！コメント嬉しい！！！覚えてるに決まってるよ！！！おしゃべりめちゃ楽しかったもん！！！リクエストマジありがとう！！もちのろんで書かせて頂くぜ！！！！ (2019年6月30日 19時) (
レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
犬坂(プロフ) - まふくん可愛いwあ、お久しぶり！犬坂だお、覚えているかい？あと。リクエストで、『夢主ちゃん迷子になってほすぃー』 (2019年6月30日 19時) (レス) id: 6b5e6236e0 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - そると。さん» 私も素晴らしいリクエスト頂けて嬉しいです！！！そると。さんに感謝しかないです！！コメントありがとうございます！！ (2019年6月28日 22時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
そると。(プロフ) - こんなに早く書いていただけて嬉しいですー！楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年6月28日 22時) (レス) id: 86f42cc0f3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - まろまろさん» ぁ、まだ数話続きます！！ありがとうなんて、私の方こそリクエスト有難いので、マジ感謝なんですよ！！！本当にありがとうございます！！ (2019年6月21日 20時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜
| 作成日時：2019年3月3日 17時
