子供生活41日目 ページ2
遊園地に言った後、Aは疲れてしまったのかぐっすり眠っていた。
「……ちゃんと、話せました?」
『お前……やっぱ仕組んだろ』
「ふふっAのあんな顔見て何もしないでいることなんて出来ませんよ」
『……それもそうか』
そこで俺はこの会話に疑問を持った
車がちょうど赤信号で止まった瞬間だったからまふの方を目を見開いて見つめる
『…まふ、いつからAのこと名前呼び捨てにしたの?』
「ぇ?_____あ!?」
気づいてなかったからか自分で自分の口を手で塞いで「……ホントだ」と小さく呟いた。
『気づいてなかったのか…』
「あ、はい……でも、なんで急に…?」
本当に何も分からないのかまふは首をかしげてうーんうーんと唸っている
『多分だけど……まふってさ結構1歩引いて見てるところあるんだよ』
「ぇ、そう…ですか?」
『うん。だからAのこともそうだったんじゃない?』
それが今日取れた、とか……俺がそういうと隣から息を呑む微かな音がきこえた。
その後、まふの返事は帰ってこなかった
そして数十秒の間をおいてまふはポツリと「そう、かも…」と呟いた
「僕、無意識にそんなことしてたんですね……」
助手席に座っているまふは外を見つめながら窓に触れて小さくか細く消えそうなため息を着いた。
『……まぁ、俺は嬉しいよ…まふが人の空間に足を突っ込んでくれて』
「その言葉、結構酷い意味に捉えられるんですけど……」
『はははっ……なんの事かな?』
「無表情で笑わないでくださいよ怖い」
まふの言葉に笑った俺を優しく微笑んで見つめるまふは暗かった雰囲気も無くなり、何かスッキリした表情になっていた。
『(……息抜きには、なった…かな?)』
最近は毎日が楽しい
前も楽しかったけど…なんでか生きているって感じがする。不思議だ…
この楽しい時が永遠続けなんて思わないけど……もう少しの間、この幸せな時を過ごしていたい。なんて、ワガママすぎか
__そう、ワガママ過ぎたんだ
_____俺が気をつけていれば
もっと考えて行動してたら
遊園地になんて行かなければ……
こんなことにはならなかったかもしれない。
・
・
・
・
_____Aも苦しまなくて済んだかもしれない。
486人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜桜(プロフ) - 犬坂さん» わぁぁ!!犬坂ぁぁ!ボードでお話あんましてなかったから久しぶりー!!コメント嬉しい!!!覚えてるに決まってるよ!!!おしゃべりめちゃ楽しかったもん!!!リクエストマジありがとう!!もちのろんで書かせて頂くぜ!!!! (2019年6月30日 19時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
犬坂(プロフ) - まふくん可愛いwあ、お久しぶり!犬坂だお、覚えているかい?あと。リクエストで、『夢主ちゃん迷子になってほすぃー』 (2019年6月30日 19時) (レス) id: 6b5e6236e0 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - そると。さん» 私も素晴らしいリクエスト頂けて嬉しいです!!!そると。さんに感謝しかないです!!コメントありがとうございます!! (2019年6月28日 22時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
そると。(プロフ) - こんなに早く書いていただけて嬉しいですー!楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年6月28日 22時) (レス) id: 86f42cc0f3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - まろまろさん» ぁ、まだ数話続きます!!ありがとうなんて、私の方こそリクエスト有難いので、マジ感謝なんですよ!!!本当にありがとうございます!! (2019年6月21日 20時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜桜 | 作成日時:2019年3月3日 17時