子供生活39日目 ページ42
『ぇ…』
目の前には、風夏ちゃんや涼くんが私と二人を囲んでいた。
「おいお前ら！どきやがれ！！」
「「やだ」」
「ﾁｯ…なんでそっちに着く、そんなに痛い目に会いたいのか？」
隆二が3人の目の前で固く拳を握る。
二人の足は少し震えていて、でも私の前から逃げようとしなかった
『…なんで』
「だって…Aちゃんがかっこよかったから」
「Aは怖くても逃げずに戦った、俺も逃げない」
「だから、Aちゃんみたいに逃げない」
『でも、危ないよ』
「へーきへーき！Aちゃんは1人で戦ったけど、今度は二人だもん、それに涼もも居るしね！！」
『…涼くん危ないからにげ「やだ」
「俺さ、Aみたいにカッコよく出来ないけどさ、友達だし、助けさせて」
「ﾁｯ……傷舐めあいっことか気持ちわりぃ」
そう言った隆二は涼くんに向かって拳を振り下ろした。
私は恐怖で動けず目を瞑ってしまった。
「っ……あ、れ？」
「おい、みんな…俺がいない間に何があったんだ？」
「「先生…！！」」
「っ…アイツらが俺を馬鹿に！！「ちがう」
「僕らの絵を取って馬鹿にしてきました、だから、悪いのはいちのせちゃんやないです」
「…それは本当か？」
『先生、2人は何も悪くありません！！』
「……隆二、少し俺と話そうか」
「っ…ﾁｯ」
そう言って舌打ちした隆二は先生に手を引かれ教室を出ていった。
「はぁぁぁ…こわかった」
ガクッと膝から崩れ落ちた風夏ちゃんはホッと息をついた。
「ったりめーだろ、俺も怖いわ」
『…涼くん、ありがとう！』
「ん、無事で済んで良かったな」
その後は無事授業を受けて、学校が終わった
でも…私の下駄箱に手紙が入っていて、それの中身は教室に来て欲しいと書いてあった。
『……教室？』
とりあえず行ってみることにした私は教室の中で手紙の送り主が来るのを待った
「いちのせちゃん…手紙、待っててくれたん？」
『…う、浦田くん？に、月嶋くん？』
「その、お礼言いたくて」
「ありがとう、いちのせちゃん！」
『わ、私なんかより「んーん、いちのせちゃんが動いてくれなかったら僕らはまたいじめられてた」
「だから」
「「ありがとう」」
そう言って笑ってくれた二人はとても嬉しそうだった。私も二人のように少しだけ笑った。
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いろは - 名前いろはに設定してるんです、めっちゃまぎわらしい、、。 いつもだけど。 (2021年6月28日 17時) (
レス) id: 7123c4f9b6 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - 次回予告が不穏…けどめちゃ面白い……っ！ (2020年12月12日 16時) (レス) id: 52451fab77 (このIDを非表示/違反報告)
松たけこ(夜桜)(プロフ) - Machika@まっくるさん» それなとしか言えませんね。読み返してみると、矛盾多くね？ってなります…(真顔)(白目) (2020年1月4日 9時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
Machika@まっくる - なんか夢主ちゃん不幸なのか幸せなのか分かんないですね……(真顔) (2020年1月3日 20時) (レス) id: e907e9a35f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - ハクちゃんさん» コメントありがとうございます、面白いなんて、ありがとうございます！！最っ高の褒め言葉です！！私ももっともっと上手に書けるように頑張ります！！ (2019年7月1日 22時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜
| 作成日時：2019年1月6日 21時
