子供生活36日目 ページ39
(そらるside)
まふの家で作業を初め、一息ついた頃に時計を見るとお昼を過ぎていた。
もうすぐAも学校が終わる頃か……ぇ？
『ヤバっ！？』
急いで迎えの準備を始めるとまふが俺の方に振り向いた
「？……どうしたんです？」
『Aの迎え、行ってくる』
「…あぁ、分かりました。じゃあ、そのままここに来ていいですよ」
『おーけー、助かる』
まふの頭を少し撫でれば驚いたあと少し耳を赤くする顔をそむけてもバレバレなくらいに。
その様子に少しにやければ、悔しそうに俺を睨んできた
『んじゃ、行ってくる』
まふにそう言って俺はAのいる小学校へと向かった。
あっとゆう間についた小学校を覗くとまだ帰りのホームルームは終わってないらしい……気長に待つか
10分後、Aが門から出てきた。
名前を呼べば俺に気がついたようでこっちに走ってくる、その背には身体より一回り大きいランドセルを揺らし俺の前で止まった。
『おかえり、A』
「た、ただいまです！」
一緒に帰りながら色んな話を聞いた。
学校で迷ったこと、そこを男の子に助けてもらったこと。
可愛い子と仲良くなったこと
……苗字が、分からなかったこと
確かに、Aには言っていなかった。
こんなふうにこの話題をつかれるとは思ってなかったな…
『……Aごめんね…言ってなくて』
「謝らないでください…だってかなたさんと同じ名前になれたんですから！」
そう笑って俺の手を強く握るA
『……うん、ありがとう』
−･−･−･−･−･−･−･−
「あ、おかえりなさい！」
『ただいまー』
「ただいまです！」
何故か新婚さんのような挨拶をした後、俺はまふとAのために料理を作ることになった。
まふの家の冷蔵庫の中身は……あー
『すっくな』
もう時間は遅いし、あるもので作るしかないか…まふが今作詞中だから消化に良いものを作らないと…
『あ、シチュー出来るじゃん』
「…かなたさん」
『うわ！！』
「あ、ごめんなさい！」
『いや、…どうしたの？』
「あ、お手伝いしようかと思って……ダメでした？」
『ううん、助かる』
『まふが元気になるもの一緒に作ろう！』
「はい！！」
料理を作っている間にAの楽しかった話を聞いていた。
今日あった、助けて貰った人と仲良くなりたいらしい……微笑ましいな
その後俺とA特性のシチューが出来上がり、まふと一緒に3人で食べた。案外美味かった…
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いろは - 名前いろはに設定してるんです、めっちゃまぎわらしい、、。 いつもだけど。 (2021年6月28日 17時) (
レス) id: 7123c4f9b6 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - 次回予告が不穏…けどめちゃ面白い……っ！ (2020年12月12日 16時) (レス) id: 52451fab77 (このIDを非表示/違反報告)
松たけこ(夜桜)(プロフ) - Machika@まっくるさん» それなとしか言えませんね。読み返してみると、矛盾多くね？ってなります…(真顔)(白目) (2020年1月4日 9時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
Machika@まっくる - なんか夢主ちゃん不幸なのか幸せなのか分かんないですね……(真顔) (2020年1月3日 20時) (レス) id: e907e9a35f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - ハクちゃんさん» コメントありがとうございます、面白いなんて、ありがとうございます！！最っ高の褒め言葉です！！私ももっともっと上手に書けるように頑張ります！！ (2019年7月1日 22時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜
| 作成日時：2019年1月6日 21時
