子供生活13日目 ページ16
俺だと確信したのかパッと笑顔になって駆け寄ってくる、…Aは俺の後ろに隠れた。
「やっぱかなたんやったかー！！おひさー」
『久しぶり96ちゃん』
「久しぶりだね96ちゃん！いつぶりだろー？」
「おー！まふどんも一緒とは、デートですかぁ？」
『殴られたいか？』
「ごめんなさいw」
そう言って笑う96猫が急に固まった
その目線の先にはAが俺に隠れて立っていた。
「ぇ、え！？」
『あー、これにはじじょ「まてーい！！皆まで言うな！！……分かってる」
「ほ、ホントに分かったの？」
「ふふん！私を誰だと思っとるん？…天下の96猫様や！」
「わー…絶対分かってなさそー」
『じゃあ、答えをどうぞ？』
「ズバリ！隠し『違う』早い！！」
「じゃ、じゃあ！まふどんとのこ「全くもって違いますね」…だよね」
「うぅ…じゃあ、普通に結婚して産んだとか？」
『……』
「ぇ、え！？まじ！！マジで！？」
「うわー！まじかぁー！！かなたん結婚し『「してない」』……やっぱ違うじゃん！」
『全然分かってないじゃんかw』
「うぅ、わしはなぁ！天下の「はいはい、96猫様ですねー」…まふ嫌い！」
「えー、そんなぁ」
「う･そ･だ･よ☆」
「…やっぱ嫌いでいいよ」
「えー！？」
『ねぇ、帰っていい？』
「わー！ごめん！！…分かんないから教えて博士」
『…この子はA、俺が引き取った子だよ』
「ひ、きとった……子？」
96猫は呆然としながら俺の言葉を復唱して、Aを見つめた。
Aが少しだけ周りを見回す
次の瞬間、Aの表情は強ばった。
「っ……か、なたさん！」
Aの顔は真っ青で身体を震わせながら俺の服の袖を掴んで必死に俺の名前を呼ぶ。
その表情はこれまでにないほどの恐怖に怯えた顔だった
『A！……大丈夫だから、落ち着いて』
そう言ってもAの耳には届いてないようでずっと目の前を見つめ、身体を震わせながら泣きそうな声で俺を呼び続ける。
『ッA！！』
とっさにAの肩を掴み、名前を呼ぶ。
「っ…！！」
「か、なた…さん」
正気に戻ったのか俺に気がついたAは安堵したような表情になり、息を整えた。
『…ちょっと休憩しようか』
「そうしましょう、あっちに座れるところありますし」
「…わしもついてってええ？」
『…俺とAで話すから、2人は少し待っててくれない？』
2人は顔を見合わせ、頷いてくれた。
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いろは - 名前いろはに設定してるんです、めっちゃまぎわらしい、、。 いつもだけど。 (2021年6月28日 17時) (
レス) id: 7123c4f9b6 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - 次回予告が不穏…けどめちゃ面白い……っ！ (2020年12月12日 16時) (レス) id: 52451fab77 (このIDを非表示/違反報告)
松たけこ(夜桜)(プロフ) - Machika@まっくるさん» それなとしか言えませんね。読み返してみると、矛盾多くね？ってなります…(真顔)(白目) (2020年1月4日 9時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
Machika@まっくる - なんか夢主ちゃん不幸なのか幸せなのか分かんないですね……(真顔) (2020年1月3日 20時) (レス) id: e907e9a35f (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - ハクちゃんさん» コメントありがとうございます、面白いなんて、ありがとうございます！！最っ高の褒め言葉です！！私ももっともっと上手に書けるように頑張ります！！ (2019年7月1日 22時) (レス) id: e44c1f3d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜
| 作成日時：2019年1月6日 21時
