「歌い手」め、メガネ落としただけなんですが！？パート2

(そらる)第70話、結構伸びたねぇ ページ36

(暁)「はぁ、、」







天宮くんがあと30分くらいでここに着く、、ちょっと緊張するのはなんでだろうなぁ、話すのが怖いのかな？天宮くんは怖くないのに彼を傷つけた森野に対して怖い







平気に見せていても怖いものは怖いの、私だって死にたくはない、だから人の命を陥れる森野が許せなかった









(暁)「別になんともないじゃない、、もう大丈夫！折原くんが助けてくれたから無事だったし」







自分にそう言い聞かせ
冷たく強ばる身体を抱きしめる









コンコン、、(天月)「先輩、いいですか？」






その声にハッとする
いつの間にこんなに時間が経っていたんだろう、驚いて裏返りしそうになった声を止め答える




(暁)「はい、いいですよ」





ｶﾗｶﾗ、、パタン






(天月)「動けるようになったんですか！！怪我の具合はどうですか？」





驚きながら少し嬉しそうにそこから心配そうな目にコロコロと変わる、表情が結構わかりやすい人だったんだ、なんてボーッとしていると心配され名前を呼ばれる






(暁)「あ、すみませんボーッとしてました」






(天月)「、、先輩は時間って大丈夫ですか？」







(暁)「、、はい、大丈夫です」







話が始まるんだと分かると身体が少し冷たくなる、天宮くんに何を言われるか分からないから、、








迷惑だって思った？
気持ち悪かった？
近づいて欲しくないって思った？



そんな言葉がグルグルと頭を駆け巡る

あの日の頃より少しだけ強くなれたんだから何を言われたって平気、、だよね









(天月)「え、と、、どう言ったらいいのか」






(天月)「本当に僕のせいで怪我をさせてすみませんでした！！」









(暁)「天宮くんは悪いことは何もしてませんよ！？頭を上げてください！」








(天月)「いえ、これは僕の中のケジメです」




け、じめ？





(暁)「ど、どうゆうことですか」







(天月)「僕はあの会社を辞めます、、」








(暁)「！？」








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お待たせしました！！(誰も待っていない)


更新して行くのでどうぞよろしくお願いします！！

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