第6話 大変な事になった ページ7
前回の話、グルさんがグルさんじゃない気がする…。
グルさんファンの皆さん、すまねぇ…。
……
先日、グルッペン総統閣下とゾムさんが来てからお店に来てくれるお客様が増えた。
その影響といっていいのか分からないが、何故か…
kn｢お前がグルッペンの言ってた天使か！？｣
ut｢ほんまに天使みたいに可愛ええな…｣
軍の幹部様達が来てくれる様になりました(白目)
いや、嬉しいよ？嬉しいけど、うちの祖父母が白目向きながら吐血してるんだけど…。
｢あ、あの…ご注文は…｣
そう恐る恐る聞いてみると｢あぁ、注文な！｣とポケットから1枚の紙を渡してきた。
不思議に思いながらそれを受け取ると紙には、パンの種類が書かれていた。
頭に？マークを浮かべていると金髪の幹部様が肩を震わせて静かに笑っていた。
少しムッとしながらこれの意味を問うてみる。
｢何ですか？これ｣
ut｢あぁ、これなグルちゃんからの注文や｣
｢注、文ですか？｣
首を傾げるとせや、と頷いた。
詳しく聞くと、グルッペン様や他の幹部様達がうちのパンを気に入ってくれたらしく、今日の晩餐で使うパンを作って欲しいらしい。
それはとても名誉な事なのだが…一つだけ不思に思うことがある。
｢…お城にはお城専用のシェフがいると聞きますが、このシェフに作らせないのですか？｣
そう聞くと2人は顔を見合わせてハッ、と笑った。
Kn｢あのシェフのパンも好きやけど、この前食べたここのパンの方が断然美味かったわ｣
ut｢それな、何ていうか上手く言えへんけどすごい美味かったわ｣
それを聞いた瞬間、胸の中から嬉しい気持ちが溢れてきた。
さっきまで緊張で冷たかった指先が温かくなっていく感覚がした。
｢ありがと、うございます…｣
こう口にしてもらうのは慣れているけど、国の幹部様にまでそう言われると嬉しくて顔が熱くなった。
ut｢…？大丈夫か？声震えとるけど…｣
下を向く俺の顔を眼鏡をかけた幹部様が覗く。
そして何故か顔を覗いた幹部様が固まった、それは多分俺の顔が赤かったからだろう。
ut｢っ……！！｣
｢す、すみませ…！！｣
慌てて顔を隠して、後ろへ1歩下がった。
やばい、凄い恥ずかしい顔見られてしもた、絶対引かれた…だって、幹部様何も言わんもん…。
と、後悔の渦にのまれていると黙っていた幹部様が口を開いた。
ut｢夜の7時には迎えに来るから、準備しといてや｣
kn｢じゃあ、また後でな！｣
そう言って2人はお店を出て行った。
第7話 今日が命日か→←第5話 グルッペンさんが興味持った話 続
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クロ 2 - すると幹部様がいるじゃろ？わぁ、不思議ー 。バァンッ（ドアを閉める音） で大草原ですわw (2019年1月6日 22時) (
レス) id: c0265ddce4 (このIDを非表示/違反報告)
ネムレ - ウェイトレスは女性ですよ！男性ですとウェイターだったかと… (2018年12月30日 2時) (レス) id: f78802a3a7 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - 一宮 奏斗 -Kanato-さん» 笑って貰えたなら幸いです！w ﾋﾟﾎﾟｯ（ボソッ (2018年12月30日 1時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
一宮 奏斗 -Kanato-(プロフ) - サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】さん» それ大先生やないですかwww思わず笑っちゃいましたwww (2018年12月28日 2時) (レス) id: b9b08916ff (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - （ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｫｵｫﾝ）がﾋﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟｫｵｫに見えて仕方がないw (2018年12月28日 2時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴宮 いろは | 作成日時：2018年12月18日 1時
