第43話 さぁ拷問だ！ ページ47
あの後、会議室に戻り待っていた皆さんに謝って、席に戻った。
そして会議の内容はやはりセトの国についてだった。
セトの国はショッピ様の情報通りエルヴァの国へと侵攻してるらしい、これからエルヴァの国の事も視野に入れていかければと改めて思った。
会議も無事終わり、俺は1人部屋に残ってある知らせを待っていた。
遅いなぁ、と入れ直したコーヒーを飲みながら足をぶらぶらさせて待っていると会議室のドアがノックされた。
きぃ、と部屋のドアが開き、1人の兵士が入ってくる。
｢ノエル様、地下牢に投獄していたスパイが目を覚ましました｣
やっとか、待ちくたびれた。
持っていたコーヒーカップを置いて席を立つ。
｢分かった、その男を拷問室へ運んでおいてくれますか？｣
ニコッと笑ってその兵士にそういうと兵士はこくり、と頷いた。
｢了解しました、拷問室は城の裏庭にある地下にありますので｣
それでは失礼します、と言ってその兵士は部屋を出ていった。
にしても、この城の他にも別の地下への入口があるんだ。
このお城もまだまだ不思議な事があるんだな、と他人事みたいに思いつつ伸びをする。
｢さて、スープを作りますか｣
楽しい拷問の始まりだ！
＿＿＿＿＿
調理場で薬入りスープを作ろうとしたら偶然近くにいた鬱様に止められた。
鬱様いわく｢間違えて誰かが飲むかもしれない｣と言っている、まぁ確かにそうだな。
じゃあどこで作れば…と考えていると鬱様が科学室を案内してくれた。
ここなら薬剤を扱いやすいだろう、と。
俺はその言葉に甘えて今科学室でポイズンスープを作っている。
｢ふんふふーん、楽しい楽しい(ポイズン)くっきーん♪｣
鼻歌を歌いながらぐるぐると持っているスプーンで鍋の中の液体をかき混ぜる。
｢…ん、もういいかな｣
荒削りした薬がスープに溶けていい感じにスープが出来上がった、我ながらいい出来なんじゃない？
かちゃん、とコンロの火を止めて作ったスープをお皿へと移す。
cr｢お、出来たのかい？ポイズンスープ｣
ぬっ、と後ろから現れたのはここの班長のくられ先生だ。
狐の面を被っていて初めて会った時は変態だと思った(第15話参照)。
｢えぇ、今回のはいい出来です｣
ふふ、と笑いながら出来上がったスープをワゴンへと乗せる。
あ、勿論鍋もね？
するとクラレ先生は手に持っている試験管を俺の方へ差し出してきた。
cr｢これ試作品の薬なんだけど使う？｣
＿＿
えっ！？お気に入りが100人越え…！？
あ、ありがとうございます…！まさかこんなに伸びるとは思ってませんでしたw
第44話 さぁ、実験をはじめようか→←第42話 ▼ゾムの好感度が上がりそう！
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クロ 2 - すると幹部様がいるじゃろ？わぁ、不思議ー 。バァンッ（ドアを閉める音） で大草原ですわw (2019年1月6日 22時) (
レス) id: c0265ddce4 (このIDを非表示/違反報告)
ネムレ - ウェイトレスは女性ですよ！男性ですとウェイターだったかと… (2018年12月30日 2時) (レス) id: f78802a3a7 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - 一宮 奏斗 -Kanato-さん» 笑って貰えたなら幸いです！w ﾋﾟﾎﾟｯ（ボソッ (2018年12月30日 1時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
一宮 奏斗 -Kanato-(プロフ) - サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】さん» それ大先生やないですかwww思わず笑っちゃいましたwww (2018年12月28日 2時) (レス) id: b9b08916ff (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - （ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｫｵｫﾝ）がﾋﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟｫｵｫに見えて仕方がないw (2018年12月28日 2時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴宮 いろは | 作成日時：2018年12月18日 1時
