第38話 昔話 3 ページ42
｢はぁ…はぁ…｣
一方ノエルは国の南にある森の中で1人必死に走っていました。
そう、ノエルは森に入った事がないので迷子になってしまいました。
歩いても歩いても同じ所をぐるぐる歩いている様にしか感じません。
｢…僕、もう疲れたよ…｣
涙目になりながら歩いて、もう体力の限界。
近くにあった大きな木へ寄りかかるとそよそよと心地いい風が吹いて少し眠くなってしまいました。
｢…お腹、すいたな…｣
くぅくぅと鳴るお腹を押さえながら、ノエルはそのまま眠りについてしまいました。
暫くして、ふわふわとした意識の中、身体が宙に浮き誰かに運ばれている事に気付きました。
誰？と目を開けるも逆光で顔は見えない。
まぁ、いいかとまた目を瞑って眠りへと落ちていったのでした。
｢……ん…｣
そして次に目を覚ますとそこは知らないお家の中でした。
ノエルは誘拐か？と思いましたが、それは違うと直ぐに思いました。
何かと言うと、そこにはもう隠居したはずのお爺ちゃんがいたからなのです。
｢っお爺ちゃん！！｣
ノエルはお爺ちゃんの姿を見た瞬間、ベッドから降りてお爺ちゃんに抱きつきました。
｢…起きたか、ノエル｣
お爺ちゃんは抱きついてきたノエルを軽々と抱き上げ、膝へ座らせました。
｢お爺ちゃん、お爺ちゃんが僕を助けてくれたの？｣
ボロボロだった足は手当されていて、包帯が巻かれてありました。
そう聞くとお爺ちゃんはふるふる、と首を振りました。
｢お前の助けたのは、この子だよ｣
そう言ってドアの方を見て、こいこいと手招きしました。
首を傾げて何だろう、と眺めているとドアから1人の男の子が出てきました。
｢この子はトントンと言ってな、知り合いの子なんだ｣
パタパタ、とその子はお爺ちゃんの傍へ来るとノエルの方を見てふわり、と笑いました。
｢目が覚めたんだね、良かった！｣
その子は黒髪に赤い目をしていて、とても優しそうな子だと思いました。
｢…うん、貴方は？｣
｢俺はトントン、君は？｣
｢ノエル、宜しくね｣
手を差し出し、お互い握手を交わすとお爺ちゃんが｢ご飯にしよう｣とノエルを降ろして席を立ったのでした。
＿＿
気付いたんですけど、ふと検索の所の｢注目｣ってやつあるじゃないですか。
それで気になって｢○○の主役は我々だ｣って検索してからその注目を押したんですよ、そしたら！
1番上に【それ突】がある！！
それにその下には【カフェ天】がある！
書いてまだ短いのにこんな伸びてくれて、読者様ありがとうございます！！
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クロ 2 - すると幹部様がいるじゃろ？わぁ、不思議ー 。バァンッ（ドアを閉める音） で大草原ですわw (2019年1月6日 22時) (
レス) id: c0265ddce4 (このIDを非表示/違反報告)
ネムレ - ウェイトレスは女性ですよ！男性ですとウェイターだったかと… (2018年12月30日 2時) (レス) id: f78802a3a7 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - 一宮 奏斗 -Kanato-さん» 笑って貰えたなら幸いです！w ﾋﾟﾎﾟｯ（ボソッ (2018年12月30日 1時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
一宮 奏斗 -Kanato-(プロフ) - サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】さん» それ大先生やないですかwww思わず笑っちゃいましたwww (2018年12月28日 2時) (レス) id: b9b08916ff (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - （ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｫｵｫﾝ）がﾋﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟｫｵｫに見えて仕方がないw (2018年12月28日 2時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴宮 いろは | 作成日時：2018年12月18日 1時
