第34話 僕と契約して軍人になってよ！ ページ38
マルバさんに連れられ、着いたのはグルッペン様がいるであろう場所、総統室だ。
コンコン、とノックすると扉の奥から｢なんだ｣と低い声が聞こえた。
｢グルッペン様、ノエル様を連れて参りました｣
gr｢入れ｣
それを聞いた瞬間、マルバさんはお辞儀をして部屋のドアを開けてくれた。
開いたドアの奥にはグルッペン様が座っていた。
俺はその部屋へ入り、深くお辞儀をした。
｢お久し振りです、グルッペン総統閣下｣
そう言うとグルッペン様はフッ、と笑ったような気がした、いや笑ったな。
むむむ、と考えていると｢顔を上げよ｣と言われたので顔を上げるとニヤニヤと笑ったグルッペン様がいた。
gr｢ノエル、軍に入ってくれる気になったか？｣
｢いや、命令書出した時点で拒否権ないですって｣
いやいや、と手を左右に振ると｢まぁ、そうだな｣と言った、グルッペン様…。
gr｢取り敢えず今日からお前は我々国の軍の幹部として入ってもらう訳だが、まずこれにサインをしてもらう｣
そう言って出してきたのは契約書みたいなものだった、書かれているのは【我が国に忠誠を誓うか】とか結構軍的な内容だった。
まぁこれなら…とグルッペン様に渡されたペンを紙の上で滑らせサインをした。
そしてその紙を返すとグルッペン様はその紙をマジマジと見つめて満足そうな顔をした。
gr｢…よし、サインを確認した、後はロボロに渡される身分証明書を書いたりするんだが、その前に｣
グルッペン様は急にニヤリ、と笑ってパチンっ、と指を鳴らした。
すると後ろのドアが開き、トランクを持ったマルバさんが俺にその持っていたトランクを渡してきた。
gr｢軍服を渡さければな？｣
そのトランクを開けると主に白い軍服が入っていた、そしてその中には使いやすそうな拳銃も入っていた。
gr｢その拳銃は俺からの祝い品だ、受け取っておくといい｣
そう言ってグルッペン様は椅子から立ち上がり、カツカツと足音を響かせながら俺の傍へと寄ってきた。
｢ありがとうございます、グルッペン総統閣下｣
＿＿＿＿＿
やぁ皆、一宮君だよ！！
さて皆さんにアンケートです、今年の番外編クリスマスの話を作ろうとしています。
ですが、一宮君はグル、トン、ゾムで迷っています。
さぁ、君ならどうする！？
応募方法は簡単！
下のコメント欄に｢○○とノエルのクリスマスがいいです！｣と書くだけ！
コメント、待ってるぞ☆
突然、失礼致しました。
(別にシッマや鬱先生でも良いですよ！)
では！
12/23一宮 奏斗
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クロ 2 - すると幹部様がいるじゃろ？わぁ、不思議ー 。バァンッ（ドアを閉める音） で大草原ですわw (2019年1月6日 22時) (
レス) id: c0265ddce4 (このIDを非表示/違反報告)
ネムレ - ウェイトレスは女性ですよ！男性ですとウェイターだったかと… (2018年12月30日 2時) (レス) id: f78802a3a7 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - 一宮 奏斗 -Kanato-さん» 笑って貰えたなら幸いです！w ﾋﾟﾎﾟｯ（ボソッ (2018年12月30日 1時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
一宮 奏斗 -Kanato-(プロフ) - サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】さん» それ大先生やないですかwww思わず笑っちゃいましたwww (2018年12月28日 2時) (レス) id: b9b08916ff (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - （ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｫｵｫﾝ）がﾋﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟｫｵｫに見えて仕方がないw (2018年12月28日 2時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴宮 いろは | 作成日時：2018年12月18日 1時
