第25話 身元 ページ28
チン、と音が鳴ってエレベーターが止まり目の前のドアが開いた。
目の前には広い廊下に赤い絨毯、そして広い間はあるが部屋がちょびちょびある。
多分グルッペン様達がいるっていう部屋は廊下の一番奥にある大きな扉の部屋なんだろうなぁ…。
エレベーターを降りて先に降りていたゾムさんの後ろを着いて行くとやはり廊下の一番奥にある部屋にたどり着いた。
zm｢今帰ったでー、今日は沢山収穫があったで！｣
バァンッ、とゾムさんが大きな扉を勢いよく開けると言っていた通り幹部様達が大きな縦長のテーブルを囲む様に座っていた。
そして俺は何か入りにくいのでゾムさんの後ろに隠れてながら入った。
ut｢おぉ、ゾムさんおかえり……って誰？｣
近くに座っていた鬱様がゾムさんの後ろに隠れていた俺を見つけ、近寄ってきた。
こんな少し距離が離れてても女の強い香水の匂いがする、うっ…匂い強すぎ…気持ち悪い…。
｢…どうも、お久しぶりです｣
まぁ幹部様相手に隠し通せる訳でもないので、早めに正体バラしとこ、と口まで上げていたマフラーを下げてぺこり、と軽くお辞儀をする。
すると鬱様は｢えぇ！？｣と驚いて後ずさった。
うん、まぁ知ってた。
アハハ、と遠い目をしていると奥の席からずんずんとトントンが近づいてきて俺の肩を掴んで揺さぶり始めた。
うわわ、視界が揺れるぅ！
tn｢ノエル、おまっ…その恰好なんやねん！まさか、戦って…！｣
トンくんが必死な顔をして聞いてくる。
あー、そっかあの時トンくんもいたから…。
｢ごめん、トンくん…｣
本当に必死な顔をして迫ってくるからトンくんの腕を掴んで顔を見てそう言った。
するとトンくんは少し泣きそうな顔をして俺の肩にぽすん、と頭を乗せた。
tn｢…本当に心臓に悪いわ…｣
はー、と若干震えながらそう言ってくるトンくんに何だか申し訳ない気がして…。
｢…うん、ごめんね｣
ぽんぽんとトンくんの頭を撫でると｢ホントやわー｣とデコピンされた、痛い。
gr｢…それで、その格好とそいつについて聞こうか｣
いきなり聞こえてきた総統閣下の声と強い威圧感にビクリ、と肩を揺らす。
流石我々国最高権力者…凄い威圧感…。
取り敢えず話をしないと始まらないか、と思いこいつと俺の事について話す。
｢こいつはセトの国のスパイ、俺を殺しに来たらしい｣
げしっ、と床に転がるスパイを蹴るとスパイは｢う"っ｣と言った、まぁそうなるよね。
rbr｢何でこいつはノエルを？｣
｢それは…俺が｣
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クロ 2 - すると幹部様がいるじゃろ？わぁ、不思議ー 。バァンッ（ドアを閉める音） で大草原ですわw (2019年1月6日 22時) (
レス) id: c0265ddce4 (このIDを非表示/違反報告)
ネムレ - ウェイトレスは女性ですよ！男性ですとウェイターだったかと… (2018年12月30日 2時) (レス) id: f78802a3a7 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - 一宮 奏斗 -Kanato-さん» 笑って貰えたなら幸いです！w ﾋﾟﾎﾟｯ（ボソッ (2018年12月30日 1時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
一宮 奏斗 -Kanato-(プロフ) - サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】さん» それ大先生やないですかwww思わず笑っちゃいましたwww (2018年12月28日 2時) (レス) id: b9b08916ff (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - （ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｫｵｫﾝ）がﾋﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟｫｵｫに見えて仕方がないw (2018年12月28日 2時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴宮 いろは | 作成日時：2018年12月18日 1時
