第21話 クロウ ページ23
｢よくもグランデッシュを…！！｣
へぇー、さっきの彼ってグランデッシュって言うんや…美味しいそ((
感情のままにナイフを振ってくるがそれが避けやすいのなんのって…。
すぃすぃと襲いかかってくるナイフを避けてからのナイフを持っている腕を掴み、左手に持っているナイフで胸を刺す。
そいつは悔しそうな顔をして倒れた、恨むんなら感情を露わにして向かってきた自分を恨むんだな。
そして2人、後アイツを含めて3人。
まぁ…あいつは確実として1人は生かしておきたいよね、拷問の為に。
｢…流石、月下の死蝶、実力は劣ってないなぁ｣
ははっ、と煽るように笑ってくるあいつはまだまだ余裕そうな顔をしていた。
うーん、ふぁっ○ん。
｢うるせぇ、その名前で呼ぶな｣
ちっ、と舌打ちをして血にまみれたナイフを捨てた。
そして｢グランデッシュを！｣とか言ってたスパイのナイフを持ち、また敵に向かって走り出した。
｢くそっ、グランデッシュもアルヴァもやられちまった…！隊長、もう引いた方がいいのでは…！？｣
え、アイツ隊長やったの？うわぁー、あんなのに仕えるアイツらかわいそー…。
うわわ、どんまいと思っているとひゅんっ、とナイフが飛んできた。
幸いそれにすぐ気づいて避けたけど、刃が頬を掠って少し切れた。
｢いや、月下の死蝶は必ず手に入れる…どんな手を使っても…！！｣
｢…っ！！｣
あいつの目が、雰囲気が変わった。
さっきまで余裕な雰囲気だったのに、いきなり殺気にまみれた雰囲気を出しやがった。
まるで、そう死神みたいな…恐怖のオーラを。
｢あぁ、自己紹介がまだだったね、俺はクロウって言うんだ！｣
｢クロウ…お前にぴったりな名前だな｣
はっ、と笑うとクロウはさっきとは違う速さで迫ってきた。
まぁ一応対応出来る速さかな？と余裕な考えで避けたのが間違いだった。
ブツッ、と服が切れた音がした。
｢……え｣
見てみると腹に少しの切り傷があった、マジかよ…。
アイツ、いつの間に…！？
クロウの手元を見てみると先程までなかった筈のナイフが左手に握られていた。
｢…俺達暗殺者は騙し騙されの存在、だろ？｣
にやぁ、とそいつはより一層気持ち悪い笑みを浮かべた。
気持ち悪い笑い方だな、と他人事のように思い面倒臭いと思いながらナイフと剣を握り直した。
｢…ここで仕留めてやんよ、クロウ｣
｢それはこっちのセリフさ、ノエル｣
＿＿＿＿＿
戦闘シーン初めて書いた…のでどうでしょうか…！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 271人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クロ 2 - すると幹部様がいるじゃろ？わぁ、不思議ー 。バァンッ（ドアを閉める音） で大草原ですわw (2019年1月6日 22時) (
レス) id: c0265ddce4 (このIDを非表示/違反報告)
ネムレ - ウェイトレスは女性ですよ！男性ですとウェイターだったかと… (2018年12月30日 2時) (レス) id: f78802a3a7 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - 一宮 奏斗 -Kanato-さん» 笑って貰えたなら幸いです！w ﾋﾟﾎﾟｯ（ボソッ (2018年12月30日 1時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
一宮 奏斗 -Kanato-(プロフ) - サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】さん» それ大先生やないですかwww思わず笑っちゃいましたwww (2018年12月28日 2時) (レス) id: b9b08916ff (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - （ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｫｵｫﾝ）がﾋﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟｫｵｫに見えて仕方がないw (2018年12月28日 2時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琴宮 いろは | 作成日時：2018年12月18日 1時
