第19話 守りたいから ページ21
お城に呼ばれ、幼馴染と再開し、そしてくっっっっそ嫌な奴と会ってから数日が経った。
それからはゾムさんは毎日来てくれていて、それでたまに鬱様やシャオロン様が来てくれたりしている。
少し不満なのは、トンくんがなかなか来てくれない事位。
それだけがちょっと不満、まぁ忙しいのはわかってるんだけどね。
それに、俺もやる事があるし。
店に置いていた空になったバケットを片し、ドアにかけてある小さな看板を｢OPEN｣から｢CLOSE｣に変える。
良し、後は電気を消して…と電気のボタンに手をかけた時、ふと外に人影がある事に気付いた。
敢えて近づきはせず、目を凝らして見てみると
｢…あいつらここまで…！？｣
セトの国のスパイ達だった。
まさか、店までバレてるなんて！と電気を消して裏方へ戻り服を着替えて店を出た。
走って家へ戻るとそこには家族の皆が驚いた顔をしていた。
｢ど、どうしたの？兄さんそんなに急いで…｣
｢あら、おかえりなさい｣
｢そんなに急いで、大丈夫かい？ノエル｣
｢……うん、平気｣
良かった、皆いる。
ホッ、と安堵するが休んでいる暇はない、あいつらはいつ家族を襲うか分からない。
だから、出来れば今日始末したい。
｢…俺、ちょっと出かけるからご飯用意しなくていいよ｣
そう言って2回へと階段を上っていると母さんが、俺の腕を掴んでいた。
｢……貴方、また一人で何かしているの？｣
｢………っ｣
流石母さんだ、もう気付いている。
でも、気付かれる訳にもいかない、だから俺は母さんに嘘をつく。
｢ううん、ちょっと気になるパンの型があってさ、それを見に行きたいんだ｣
大丈夫、と笑顔でいえば母さんは｢そう｣と言って離してくれた。
ごめんね、でもこれは家族を守る為だから。
自室へ戻るとクローゼットの一番下の引き出しを開けて奥からある服を取った。
｢……これを着るのも久しぶり、かな｣
引き出しの奥から取った服は俺の国があった時に来ていた戦闘服だ、懐かしい。
よし、着替えよ、と今着てる服を脱いでその戦闘服を着た。
やっぱりこの服を着ると現役の頃を思い出すわー、と鏡の前で武器を戦闘服に付けているとガチャ、と部屋のドアが開いた。
｢…兄さん、その服…｣
｢ケイ…｣
開いたドアの向こう側には驚いた顔をしていたケイがいた。
ケイは震えながら少しずつ俺の方へと近寄ってきた。
｢兄さん、何しようとしてるの？…なんで、その服着てるの？｣
｢ケイ…？｣
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クロ 2 - すると幹部様がいるじゃろ？わぁ、不思議ー 。バァンッ（ドアを閉める音） で大草原ですわw (2019年1月6日 22時) (
レス) id: c0265ddce4 (このIDを非表示/違反報告)
ネムレ - ウェイトレスは女性ですよ！男性ですとウェイターだったかと… (2018年12月30日 2時) (レス) id: f78802a3a7 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - 一宮 奏斗 -Kanato-さん» 笑って貰えたなら幸いです！w ﾋﾟﾎﾟｯ（ボソッ (2018年12月30日 1時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
一宮 奏斗 -Kanato-(プロフ) - サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】さん» それ大先生やないですかwww思わず笑っちゃいましたwww (2018年12月28日 2時) (レス) id: b9b08916ff (このIDを非表示/違反報告)
サクラ@wrwrd！ syp.sha 推し【腐】 - （ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｫｵｫﾝ）がﾋﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟｫｵｫに見えて仕方がないw (2018年12月28日 2時) (レス) id: 089aae62ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴宮 いろは | 作成日時：2018年12月18日 1時
