手作りご飯食べた。 ページ6
「ん"ん〜…頭いてぇ…」
二日酔いからきてであろう頭痛で目を覚ます。
俺はベッドの上にいて、すぐ側のデジタル時計は9:10を表示していた。
「今日が休みでよかった…ん?なんの匂いだ?」
何だかとても美味しそうな匂いだ…
俺は寝ぼけたままの頭でフラフラと匂いのする方へ歩く。
____
匂いを辿るとそこはキッチンであった。
それと驚いたことに俺は独り暮らしの筈なのにそこには1人の青年がいた。
しばらくして俺に気づいた青年は此方に顔を向ける。
「あ、やっと起きた…」
「はっ、や…えっと…」
「何寝ぼけてんすか…早く座ってください」
「あ、はいっ」
青年の言う通りテーブルの前に座る。
そ、そうだ…思い出した…
「み、翠くん…?」
「はい、何ですか?」
「い、いえなんでも…」
そうだ、俺酔った勢いでこの青年、もとい翠くんを…
うぅ…頭痛くなってきた…
俺が昨日の過ちについて振り返っていると、目の前にトースト、目玉焼き、ウインナーと、the朝食といった感じの料理が置かれる。
「えっ!?」
「…勝手に作っちゃってごめんなさい」
「いやっ、別にいいんだけど!!これ、食べていいの…?」
「はい…Aさんの為に作ったんで…というかAさんの冷蔵庫、食料が少なすぎ…ちゃんとした物食べてんすか?」
「あはは…料理は苦手で…」
そう言いながら俺は翠くんが作ってくれた目玉焼きを口に含む。
「こ、これはっ…」
「…もしかして、不味かったっすか?」
「その逆だよ翠くんっ!!凄く美味しいよ!!料理上手なんだね!!」
「っ!?べ、別に焼いただけだし…」
そう言って照れる翠くん。
いや、この黄身の丁度いい半熟具合…ただ者じゃない…
他の物も食べたけどどれも美味しかった。
謙遜するなよ翠くん。
111人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あかねっこ(プロフ) - 仁科一家さん» こういう設定がら、地雷な人多いだろうなぁと思って執筆していたのでそう言っていただけると嬉しいです!更新頑張ります!! (2018年6月3日 14時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
仁科一家(プロフ) - 普段占ツクのBLってほぼ地雷寄りなんですけど、この作品は本当に好きです。素晴らしい作品ありがとうございます! (2018年6月3日 10時) (レス) id: dec30a2f4d (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - 琥珀さん» そうなんですよ…流星隊Pを殺しにかかってますね運営は…←更新頑張ります!! (2018年5月19日 23時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - この作品楽しく読んでます!つらいですよね…クラス別スカウトAnd流星隊のイベ...これからも更新頑張ってください! (2018年5月19日 21時) (レス) id: 5e61c82747 (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - 夜闇の魔物さん» ありがとうございます!!相変わらず亀さん更新で申し訳ないのですが頑張ります!! (2018年5月19日 20時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あかねっこ | 作成日時:2017年12月26日 19時