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お風呂入った。 ページ4

「ただいまぁ〜」



「お、お邪魔します…」





誰もいない部屋に声を掛ける。



俺の家はちょっと広めのマンションの一室。



結構いい仕事に勤めさせてもらってるお陰でそれなりの部屋に住んでいる。






「はい、これ」



「えっ…」



「下着は新しいの出しといたから使いたかったら使っていいから」






そう言って青年を風呂場に押し込む。


すると何故か青年は慌てていた。





「あっ、あのっ!!」



「ん?」



「お、俺…風呂の入りかた分かんなくて…」



「…へ?」





彼なりの遠慮の仕方なのだろうか?それにしても面白いことを言うもんだ。



だがしかし、入ってもらわないと風邪を引いてしまうし…





「よし、俺も一緒に入ってあげよう!!」



「へっ!?」



「どうせ俺も入るし、男同士だから平気だろ?」





さぁ脱いだ脱いだ!と青年をはやしたてる。








―――in風呂場



「何でタオル巻いてんの?」



「うぅ…だって恥ずかしい…」



「お前は女の子か…」







顔を真っ赤にする青年。若いなぁ…





「背中洗ったげるから此方おいで」



「は、はい…」






そう言って青年を椅子に座らせタオルにボディーソープを垂らす。






「洗うぞー」(ピトッ



「ひゃっ!!」



「うおっ!?どうした?」



「つ、冷たい…」



「おぉ、すまん…」






随分と可愛い声を出す青年。


…そう言えば名前聞いてないなぁ





「お兄さんの名前は何てーの?」



「高峯翠…」



「翠くん?いい名前だね!!」



「…あ、ありがとうございます…」





翠かぁ…名前までイケメンかよ。



背中を洗った後、残りの部分は自分で洗ってもらって翠くんを湯船に浸からせた。






「湯加減はどうですか翠くん?」



「すっごく温かいです♪」



「あはは、それはよかった」



「お風呂ってこんなに気持ちいいんですね…」



「うん!…ん?」






何を改まって…風呂なんて何時でも入るだろうに…



でも翠くんがすごく幸せそうな顔してたからツッコまないでおいた。





·

寝落ちした。→←マフラー巻いた。



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あかねっこ(プロフ) - 仁科一家さん» こういう設定がら、地雷な人多いだろうなぁと思って執筆していたのでそう言っていただけると嬉しいです!更新頑張ります!! (2018年6月3日 14時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
仁科一家(プロフ) - 普段占ツクのBLってほぼ地雷寄りなんですけど、この作品は本当に好きです。素晴らしい作品ありがとうございます! (2018年6月3日 10時) (レス) id: dec30a2f4d (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - 琥珀さん» そうなんですよ…流星隊Pを殺しにかかってますね運営は…←更新頑張ります!! (2018年5月19日 23時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - この作品楽しく読んでます!つらいですよね…クラス別スカウトAnd流星隊のイベ...これからも更新頑張ってください! (2018年5月19日 21時) (レス) id: 5e61c82747 (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - 夜闇の魔物さん» ありがとうございます!!相変わらず亀さん更新で申し訳ないのですが頑張ります!! (2018年5月19日 20時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかねっこ | 作成日時:2017年12月26日 19時

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