【あんスタ】みどロイド、拾った。【男主】

翠くんとゲーセン行った。 ページ28

「は〜美味しかったね!」

「はい…(キュン死にするかと思った)」




あの店に来て正解だった。

抹茶パフェも想像以上に美味しかったし。

そんなことを思っていると、近くにゲーセンがあるのが見えた。




「あ、翠くんあそこ行こうよ!」


「え、帰るんじゃないんスか?」


「このまま帰るのもあれだし、翠くんゲーセン行ったことないでしょ?」




翠くんが来てから１ヶ月はたつがゲーセンは一度も行ったことがなかった。

と言うか、ゆるキャラショップ以外に娯楽施設なんて一緒に行ったことないかもしれない。

折角だから翠くんとの思い出を作っておきたかった。




「Aさんが言うなら…」


「じゃあ決定だね!」



と言うことで俺たちはゲーセンに行くことになった。



‐‐‐‐‐



「あれ、可愛い…」


「これ?取ろうか?」


「え、でも…」


「フフン…俺に任せなさい!」




あれから音ゲーやコインゲームなどいろんなものをやった。

最後にUFOキャッチャーコーナーを回っていたら翠くん好きそうなゆるキャラのぬいぐるみがあった。




ｳｨｰﾝ



ﾎﾟｽｯ



「ほら取れたっ!!」


「す、凄いっ…一回で取っちゃった…」


「フフン、学生時代はキャッチャー不二咲って呼ばれてて…」


「…ダサ(へーAさんカッコいいー)」


「ちょっ翠くん!?逆だから!!心の声出てる!!」


「ﾌﾌｯ…冗談ッスよ」


「っ…もー、やめてよ翠くん!!」


「ダサいとは思いましたけど」


「翠くん!?」



うぅ…翠くん、日に日に俺の扱いが雑になっていく…

俺もダサいとは思ってたけど!!

まぁ、翠くんが笑ってくれたからいいか…



「あ、はい翠くん」


「へ、いいんスか?」


「だって翠くんのために取ったんだし」


「っ…ありがとう」(ﾑｷﾞｭ


「へへっどーいたしまして!!」




お礼を言うのが照れ臭かったのか、赤くなった顔をさっき取った変なアザラシ(?)のぬいぐるみで顔を隠す翠くん。

可愛いなぁ…



「Aさん…」


「ん?」


「俺、もう一つ取って欲しいものがあるんスけど…」


「っ!…いいよ!俺に任せなさい!」






.

―――――――



番外編作ろうかな〜…。

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