嫉妬�� ページ16
ジンside
外に出てみると、大雨が降っていた。
あいつ、こんな雨の中出て行ったのか…。
俺はただひたすらAのことだけを考えて、走った。
いろんなところを探したけど、どこにもいない。
最後に探したのは、あの公園。
俺たちの思い出の公園。
誰かが、座り込んでいる。
Aだ。
「生きている意味なんてあるのかな…。」
「私なんか、いなくなればいいのに。」
「私がいなかったら、ジンは今頃幸せに暮らしてたはず…。」
「私なんて…、」
近くまで来たら、Aがそうつぶやいているのが聞こえた。
ジ「何バカなことしてんだよ。」
「え…。」
俺を見上げるAの顔は、雨でぐちゃぐちゃだった。
雨なのか、涙なのか、わからなくなってた。
でも、わかる。きっと、すごく泣いたんだろう。
俺は、抱きしめた。
雨も、傘も、どうでもいい。
今はただ、Aを抱きしめたかった。
「ごめんなさい…。私のせいで…、」
ジ「もういいから。俺は、お前といるのが一番幸せなんだよ。俺は、お前がいないとダメなんだ。だから、もういなくなるなんて言うな。」
「ジン…。」
この後、屋根がある場所に行って、迎えに来てもらうことにした。
Aが寒そうにしていた。
薄い服しか着ていない。
俺の上着を貸してやった。
そしたら、笑顔で俺の方を向いて
「ありがと。」
っていうんだ。
キレイだ。でも、かわいい。
Aに見惚れていたら、迎えが来た。
運転はサグワで、マホトが一緒に乗っていた。
もってきてくれた、タオルをAにかぶせて、俺は、もう一枚のタオルで体を拭く。
俺は、そんなに濡れていないけど、Aはびしょびしょで。
マ「大丈夫か？」
「うん、大丈夫。ごめんね、マホっちゃんも、サグワも。」
ジ「ごめん。」
サ「全然いいよ！」
マ「気にすんな、お前らが無事ならそれでいいから。」
運転席には、サグワ。助手席に、マホト。
後ろに、タオルにくるまるAと、俺。
俺、幸せもんだな。
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ジンlove - こんにちは♪この前はありがとうございました！あの、リクエスト何ですけど、浮気を疑い喧嘩をして結局違かった見たいなお話が見たいです！宜しくお願いします！暇があったらでいいんで！ (2017年9月2日 17時) (
レス) id: 55abedeb24 (このIDを非表示/違反報告)
ジンlove - ありがとうございました！！！！とてもよかったです！これからも応援します！ (2017年8月21日 7時) (レス) id: 55abedeb24 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - お話面白かったです！リクエスト何ですが、些細な事で喧嘩して仲直りする。というシチュエーション見てみたいです( >＿< ) (2017年8月20日 23時) (レス) id: 0b1bbc0efb (このIDを非表示/違反報告)
ジンlove - こんにちは！あのリクエストなんですけど、ジンくんとデートを見たいです！！もし良ければ、お願いします！ (2017年8月16日 23時) (レス) id: 55abedeb24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかね | 作成日時：2017年8月6日 23時
