君を探すためⅢ【東京リベンジャーズ】【鬼滅の刃】 (ページ5)

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ASide

圭介「おふくろ、A居なくなるってほんとか！？」

切羽詰まって涼子さんのところに走ってきた圭介に続き、泣きながら私に抱きついてきてきたエマちゃんに千壽

真一郎「は？どこで聞いたんだよ」

万次郎「葬式にきてた人の話で、聞こえてきたんだよ」

瞳に影を落として、真一郎と話すマイキーくん
そして大きな瞳にたくさんの涙を浮かべているエマちゃんと少し涙目な千壽

涼子「ほら、子供達から離すのは良くないでしょ。だから私がAを引き取る。それでいいよな圭介」

圭介「引き取るってことはAとずっとにいれるってことか？」

涼子「ああ。毎日ずっと一緒に入れる。家族になるんだ」

家族になる。涼子さんがそう言うと圭介達の瞳に生気が戻り、マイキーくんが「圭介だけずるいー」と駄々をこね始めた。

エマ「えーうちもAと家族になりたい」

千壽「自分も一緒になりたい！春にいも一緒がいいだろ？」

春千夜「オレも一緒がいい」

みんな私と一緒に家族になりたいと言ってくれた。
私はそれだけで心がほわほわした。

真一郎「俺らはAを引き取れねぇよ、そもそもじいちゃんにも聞かねぇといけなくなるし… 離れないんだから少しは妥協しれくれ…まぁオレも一緒に家族になりたかったけどな。」

そう言いながら私の頭を撫でてくれた

弁護士「では、場地さんのお宅が身元引受人ということでよろしいですかね？ではまた後日お宅にお伺いさせていただきます」

その後の話は涼子さん筆頭にまとめられ、私は無事に場地家の一員になることができた

名字が変わってしまうのでぱぱとの繋がりがなくなってしまい悲しかったが、パパとの思い出は私の中で生きているという涼子さんの言葉を思い出し、自分に元気づけた

涼子「では、ようこそ場地家に！」

クラッカー音と共に私を迎え入れてくれた涼子さんと圭介

圭介「これからもよろしくな！おれのことはそのまま圭介でいいからな！」

これから私は

場地Aとして生きていくことになる。

ずっと圭介と涼子さんと一緒に生活ができる。
私はこの新生活に胸をはずませ、二人に抱きついた

『これからよろしくおねがいします。お母さんに圭介』