※４３※ new ページ48
Nside
２日目
今日はそれぞれ自由行動
当然、今日も俺は翔ちゃんと行動
「かーずっ」
「あ、はよ。今日どこ行く？」
「…うーん。」
ほんとに昨日付き合ったのかなって言うくらいいつもと変わらない俺ら。
まあ、その方が俺ららしいんだろうけど…
「じゃあね、水族館！」
「水族館？」
目をキラキラさせて俺に言った翔ちゃん。
はぁ…
可愛い…
「おしっ、じゃあ水族館行こう。決定！」
「しゃあっ。」
そんなに行きたいのか、水族館
嬉しそうにニコニコする翔ちゃんは、いつもに増して可愛い。
朝ご飯を食べながら今日の話をしていると、隣にずかっと大野さんが座った。
「よぉ、朝からなんの話だ？」
「大野さんには関係ない。」
「ああ？そんな冷たくすんなよニノくーん。」
朝からうざいわ
なんだこいつ
いつもに増してテンションがおかしい
「俺、今日水族館行こうかなぁ…」
そう、ボソッと呟いた大野さん。
「は？」
「あ、なに、二人も行くの〜。」
「うん、俺が行きたいって言ったの。」
「さすがだわぁ。」
最悪じゃん。
今日もこいつと一緒なのか？
二人になりたかったのに。
「あ、じゃあ俺もう行くわ。」
「あれ、水族館じゃねぇの？」
「ああ、嘘だよ、んなの。
普通に仕事あるから。」
俺にむかって言った大野さんはそそくさとその場を去った。
逃げるように。
その時見た翔ちゃんの複雑そうな表情がどこか引っかかったけど、
今日は楽しもうと気にしなかった。
もしかしたら、元々、翔ちゃんの心はあの人へ向いていたのかもしれない…
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 481人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：aki | 作成日時：2015年3月25日 16時
