ぶりっ子は実は歌い手でした。【歌い手】

クーラー効きすぎて風邪を引いた作者 ページ40

どうも作者です…
風邪引きました！てへ←
もうそろそろこの小説も終盤だな…
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まふまふside

僕がすーらとお付き合いさせてもらうことになって2週間。

正直最初は夢みたいだと思っていた。
だって僕は結構すーらのリスナーだったわけだし、夢なのかなと思った。

「おはよう、すーら！」

『おはようまふくん！』

すーらは本当に笑顔が似合うと思う。
いつも笑顔で話し掛けてくれる君に惚れたんだ。

でも、ちょっと最近1つ気になる事が。

「…ねぇ、なんでうらたの話してるの？」

『え？どうしたの？』

これは僕の単純な嫉妬と勘違いかもだけど
最近すーらがうらたの話をずっとしているような気がする。

気の所為だといいんだけど！！でもやっぱ…僕はすーらのか、彼氏だし。
僕だって嫉妬ぐらいするよ！！

『ご、ごめん、嫌だった？』

「嫌、というか…気になって」

嘘ですむっちゃ嫌です←
なんでうらたの話ばっかりしてるの！？と思ってしまう僕は我儘だと我ながら思う。

『…いや、えっと…実はね、まふくんと付き合う前に、その…私、まふくんの制服姿…と、撮ったじゃん』

「盗撮ね」

『そ、それは…っで、浦田くんにこの事ばらさないから、で、デートしてって…言われてて』

「あー…で、遠回しにうらたの話してたんだ。」

『そう。断った方が良い、よね？』

「僕的には断って欲しい、けど。」

だって、僕らはもう付き合ってるんだ。
うらたは知らないかもしれないけど。

浮気みたいなことされちゃ嫌じゃん。泣くよ？

「どうするの？結局」

『私、正面からだと断れなくて…さかたんに頼もうかなって』

「さかたんって、あの坂田？」

『うん、あの坂田。実は私の幼馴染みなんだ』

「え、意外。坂田なんかに幼馴染み居たんだ」

『坂田なんかにってw可哀想w』

え、ホント意外。
あの坂田に幼馴染みとは…しかもすーらって。いいなぁ…

『あ、でもうちのお母さん言ってたけど、私達も小さい頃仲良かったらしいよ』

「ふーん…ってホント！？」

いやさっきむっちゃ爆弾発言落としたんだけど。
すーらと僕って、昔仲良かったんだ…。

確かに、初めて会った時この子どっかで会ったことあるような気がすると思っていた。

あれ、あの子って…




確か、いじめられてたような。




もしかして、すーらって




Aちゃん…？

確か、君は→←耳が弱い。

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